「B.革新」へ、22クラブのB.LEAGUE PREMIER参入が正式決定
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10月17日、2024年10月度「B.革新」B.PREMIERライセンス交付クラブ発表会見が開催されました。
1次審査から3次審査をパスし、ライセンス審査理事会に認められた22クラブが2026-27シーズンからスタートする「B.革新」でのB.PREMIERライセンスの交付を受け、B.LEAGUE PREMIERへの参入が正式に決定しました。
https://www.bleague.jp/news_detail/id=441789
1次審査（5クラブ）
宇都宮ブレックス
千葉ジェッツ
アルバルク東京
川崎ブレイブサンダース
琉球ゴールデンキングス
2次審査（12クラブ）
レバンガ北海道
仙台89ERS
群馬クレインサンダーズ
アルティーリ千葉
サンロッカーズ渋谷
横浜ビー・コルセアーズ
信州ブレイブウォリアーズ
三遠ネオフェニックス
名古屋ダイヤモンドドルフィンズ
島根スサノオマジック
広島ドラゴンフライズ
佐賀バルーナーズ
3次審査（5クラブ）
富山グラウジーズ
シーホース三河
滋賀レイクス
神戸ストークス
長崎ヴェルカ
島田慎二チェアマンはこう話します。「我々は夢のアリーナを、『世界一型破りなライブスポーツエンタメを実現し、お客様に対してその価値をお届けできる場所』と定義しており、地方創生/地域創生の起爆剤として社会的価値と経済的価値を兼ね備えたものです」
最高のプレーと最高のエンタメを掲げる『夢のアリーナ』では、スイート・ラウンジは観客席数の2％を以上を必要とし、さらに「独立導線」を設けることをマストとしています。トイレの数は入場可能数5000人までは3％、5000人以上は2％を必須（2.5％以上を推奨）で、競技機材はすべてFIBAの国際大会基準に準拠。占有可能な練習場とウェイトトレーニング施設、大型ビジョンの要件等も設定されています。
今回の審査にあたっては、ライセンス審査会を2023年6月に発足させ、弁護士や公認会計士、一級建築士など専門家を集めて、指摘を受けながらアリーナ要件等を充足しているかどうかのチェックを行い、フィードバックする返す形で審査が行われてきました。
「コロナ禍の中で10クラブがB.PREMIERに到達するのも難しいんではないかというところから、昨年秋には上限に設定していた18クラブを超えるだろうと言われ、アリーナを作って地域を盛り上げていくための機運を消さないようにとその上限を撤廃し、今日に至りました」と島田チェアマンは語ります。
また、サンロッカーズ渋谷はアルバルク東京のTOYOTA ARENA TOKYOを新たなホームアリーナとして使用することになりました。B.LEAGUEで初の共同使用が決まった経緯を、島田チェアマンはこう説明します。
「2つのクラブが同じホームタウンで共存することはNGとはされていません。。ただし今までのホームタウンを出て行く側の自治体（渋谷区）、受け入れる側の自治体（江東区）の了承が必要で、あとは何よりも受け入れる側のA東京が共同使用を許容することも前提になります。カーディングについて精査して実現できることも分かりました。またアリーナの施設使用料を提示し、それを支払ってでも使いたいという経済条件の合意も難易度が高いです。その5つすべてをクラブの自助努力によりクリアして今回の奇跡的な決着を見ました」
そして、『継続審査』についても説明がありました。「毎年10月に『継続資格認定規則』によって継続審査を受けることになります。対象のクラブは売上高や入場者数の基準を維持し続ける必要があり、未充足となってしまった場合は制裁金の上限である最大5000万円の罰金が発生します。各クラブはそれを理解した上でB.PREMIERに参入しています。これが3期連続で未達となった場合には継続保有を認めない、つまりB.PREMIERからの降格となります。成績での降格はありませんが、一定の経営水準を維持できない場合は降格もあり得ます。そうした意味では1人でも多くのお客様が応援するクラブのアリーナに足を運んでいただくことが何よりの支えとなりますので、是非応援をお願いいたします」
B.PREMIER参入を決めたいくつかのクラブから代表者のコメントが届きましたが、どのクラブもファンや関係者、ステークホルダーの支援に感謝するとともに、「ライセンス交付を受けることがゴールではなく、ここからが本番」と口を揃えました。また、第4次審査の結果は12月に発表される予定ですが、すでにライセンス交付クラブが10クラブ以上で確定したため、5次審査は実施されないことが決定しました。
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