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8月22日 理事会に関するメディアブリーフィング レポート「B.LEAGUE PREMIER審査結果発表」は10月17日に

2024.08.22

選手

8月22日、B.LEAGUEオフィスにてB.LEAGUE理事会に関するメディアブリーフィングが行われました。

最初に発表されたのは「B.LEAGUE SCS推進チームの体制拡張と2023-24 SEASON Injury Reportの公開」です。SCSとは「Safety Condition Strength」の略。競技価値の向上によるリーグの発展を目的としたフィジカル・パフォーマンスやセーフティーの専門家チームです。このSCS推進チームにおいて、AT領域に森田憲吾(広島ドラゴンフライズ)、GM領域に岡崎修司(広島ドラゴンフライズ)が加わる体制拡張が行われました。

Injury Reportが公開されるようになって2シーズンが経過し、2022-23シーズンと2023-24シーズンを比較すると、選手の離脱を伴う外傷・障害の発生件数は513件から499件へと、離脱日数の合計は12547日から11549日に減少しました。

Injury ReportはSCS推進チームにより監修され、アスレティックトレーナーやコーチがクラブ横断で協働し、集めた外傷・障害情報をSCS推進チームで分析し、予防の対策を立て、その知見を各クラブにフィードバックするサイクルを構築しています。これらの取り組みを通して選手稼働の最大化を務めます。島田チェアマンは「課題認識を持って対応するクラブが増えることで今後どのような結果が出るか」と、この先の展開に期待を寄せています。

また、アジア特別枠の対象国の拡大も発表されました。2020-21シーズンに5か国を対象として導入されたアジア特別枠は、2024-25シーズンより香港、マカオ、モンゴル、マレーシア、シンガポール、タイ、ベトナム、インドの8か国が追加されます。2025-26シーズンには初の中東地域からレバノンが加わることが発表されました。「経済状況やバスケ人気など将来の放映権などのビジネスに繋がるかどうかを客観的に評価した上で、レバノンを加えることを決定しました」と島田チェアマンは説明します。

そして2026-27シーズンから始まるB.LEAGUE PREMIERについて、ライセンス規則により1次審査から3次審査で合格したクラブを10月17日の理事会後に発表することが明かされました。島田チェアマンは「審査合格を目指して夢のアリーナを実現しようと各クラブが尽力していて、クラブが地元や自治体を巻き込んで発表したいとの意向も強いので、このタイミングで発表したい」と語るとともに、「その段階ではあくまで10月までに審査をパスしたクラブのみ。年末までに準備をして次のタイミングで合格となるクラブもあり得ます」と付け加えました。

また島田チェアマンは、パリオリンピックを戦った日本代表でB.LEAGUEの選手が活躍したことの感想をこう語ります。「B.LEAGUEによる日本人選手の強化を証明したのが昨年のワールドカップと今回のオリンピックだと思っています。3連敗は残念でしたが、世界と戦う上で長年遠くにあった背中が見えました。ワールドカップの歓喜が昨シーズンのB.LEAGUEのスタートダッシュを大きく後押しした、そこに匹敵するかどうかは分かりませんが、負けないぐらい盛り上がるシーズンにしたいと思います」

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