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B.LEAGUE戦士が躍動! B.MAGAZINE編集長・菜波がFIBAアジアカップ2025予選に挑む日本代表を直撃

2024.03.15

日本代表

【(c) B.LEAGUE 】

皆さん、こんにちは。B.MAGAZINE編集長の菜波です。

2月25日、「FIBAアジアカップ2025予選」Window1を取材するために有明コロシアムへ行ってきました。国内での男子日本代表戦は「FIBA バスケットボールワールドカップ2023」以来。日本の“バスケットボール熱”が高まっている中、どのような試合になるのかとても楽しみにしていました。

アジアカップ予選は24チームが6つのグループに分かれ、日本は中国、グアム、モンゴルと同じグループCに所属。ホーム&アウェイ方式でWindow1からWindow3までを戦い、各グループの上位2チームに本戦の出場権が与えられ、グループ3位の計6チームはプレーオフで出場権獲得を目指します。本戦出場チームには「FIBA バスケットボールワールドカップ2027」に向けたアジア地区予選の出場権も与えられるため、アジアカップ予選は今後につながる重要な大会ということです。

NBAやNCAAがシーズン中ということもあり、Window1は川島悠翔(NBAグローバルアカデミー)選手を除いてB.LEAGUE所属選手でロスターが構成されました。22日の初戦ではグアムと対戦。1点ビハインドで前半を折り返す展開となりましたが、後半に突き放して77-56で快勝しました。

そして迎えた25日の中国戦。当日はあいにくの天気でしたが、ファンの方が続々とアリーナへやって来ました。私はまずグッズ売り場をチェック。選手グッズでは完売となっている商品が多く、人気の高さがうかがえました。販売が発表された『AKATSUKI JAPAN 応援ぬいぐるみ』や『AKATSUKI JAPAN FIGURE COLLECTION』も飾られていました。アリーナ外では来場者へのインタビューも実施。B.LEAGUEのファンだけではなく、ワールドカップを機に日本代表を応援するようになった方もいました。

【(c) B.LEAGUE 】

その後はアリーナに戻って試合観戦。中盤まで3-14と苦しい立ち上がりとなった第1クォーターは、ジョシュ・ホーキンソン(サンロッカーズ渋谷)選手や富樫勇樹(千葉ジェッツ)選手、井上宗一郎(越谷アルファーズ)などが得点を決め、19-20と1点差に詰め寄りました。第2クォーターは接戦が繰り広げられ、38-38と同点で前半を終了。後半も1ケタ点差で推移する熱戦となりましたが、76-73で勝利を収め、FIBA主要大会の対中国戦においては1938年以来となる88年ぶりの金星を手にしました。

試合では馬場雄大(長崎ヴェルカ)選手がチーム最多24得点を記録。ホーキンソン選手は14得点12リバウンド、河村勇輝(横浜ビー・コルセアーズ)選手も12得点の活躍で勝利に貢献しました。

【(C)fiba.basketball】

試合を終えたばかりの選手たちを直撃。馬場選手は「チャンスがきたら極力打とう、思いきりプレーしようと思っていました。固い力が入らずプレーできたのは、いいパフォーマンスを発揮できた要因だと思います」と話し、接戦になりながらも試合を楽しんでいた様子でした。また、3月に再開するリーグ戦に向けて「チームの勝利はもちろんですけど、パリ(オリンピック)に向けた準備と、日本代表選手として戦えることを楽しんでやっていきたいと思います」と語ってくれました。

【(c) B.LEAGUE 】

比江島慎(宇都宮ブレックス)選手にもインタビューを実施。トム・ホーバスヘッドコーチ体制の初陣で2連敗を喫した中国に対して「リベンジ」の思いで試合に臨んだ比江島選手は「中国は越えなければいけない壁。しっかりと勝ちきれて良かったと思います」と安堵の表情を見せました。

河村選手は「ワールドカップでドイツ、フィンランド、オーストラリアといったサイズの大きな選手と対戦した経験が活きたと思っています」とコメントした一方、「個人的には反省が残る試合になったと思っています」と、自身のパフォーマンスには満足せず。「日本代表とB.LEAGUE(横浜BC)では求められる役割が変わってきます。チームにアジャストしながら、チームの目標に見合った結果を残せるように頑張りたいと思います」と、横浜BCでの奮起を誓いました。

【(c) B.LEAGUE 】

ホーキンソン選手も日本語でインタビューに応じてくれました。リバウンドから得点につなげるなど自身の役割を果たしたことについて聞かれると、「それが私の仕事です。まずはペイントを守って、リバウンドを取って、すぐにダッシュ」と笑顔。SR渋谷に戻れば、スタイルの違いから「切り替え」が必要になると明かし、「(レギュラーシーズンは)残り21試合。チャンピオンシップに出場したいです」と意気込みました。

選手たちは所属チームに戻り、リーグ終盤戦に臨みます。B.LEAGUEの熱い戦いからも目が離せません。
 

 

YouTubeにて「B.MAGAZINE編集長 菜波が日本代表を直撃取材!【FIBAアジアカップ2025予選 vs中国】」公開中




B.MAGAZINE編集長 菜波|プロフィール
1998年9月10日生まれ。日本とイランのハーフ。東京都出身。 中高6年間バスケットボール部に所属。学生時代にSNSへ投稿したバスケットボールのドリブル動画が女性ファッション誌「CanCam」編集長の目に留まり、専属モデルに抜擢され、「SNS発の専属モデル」となった。 乳酸菌ソムリエやヨーグルトソムリエ、フードスペシャリストの資格を持つ。

 

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