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琉球が18本成功と3Pシュート爆発!ホームで2勝目を挙げる

2023.11.15

見どころ・レポート

3本の3Pシュートを決めるなど活躍したダーラム【(c) East Asia Super League Limited. 】

2Q逆転に成功すると反撃の隙を与えず

11月15日、EASL(東アジアスーパーリーグ ※East Asia Super League)2023-24シーズングループB、琉球ゴールデンキングスはホームでメラルコ・ボルツ(フィリピン)と対戦。琉球は2Qにビッグクォーターを作って逆転すると後半さらにリードを広げる。3Pシュートは18本成功させるなどアウトサイド・シュートが当たって89-61で快勝し、大会2勝目を挙げた。

昨季のBリーグ王者として出場する琉球は今大会、ソウルSKナイツ(韓国)と2戦を消化。10月18日に沖縄アリーナで対戦して80-79で勝利したものの、11月1日のロードゲームは69-80で敗れて1勝1敗でグループ2位となっている。この日は#14岸本隆一、#30今村佳太、#34小野寺祥太、#7アレン・ダーラム、#45ジャック・クーリーという先発で臨んだ(チーム得点王のヴィック・ローはインジュアリー・リスト)。

琉球のチーム初得点は#14岸本のココナッツスリーだった。さらに#30今村がレイアップを決めると、2017-18シーズンにボルツでプレーしていた#7ダーラムがインサイドで、3Pシュートで連続得点。立ち上がりから高確率でシュートを決めていくものの、対するボルツは#0プリンス・イベ、#7クリフ・ホッジらがオープンを作って着実にシュートを決め、琉球がわずかに追う展開で進む。その後、琉球は#15松脇圭志が3Pシュートで、#45クーリー、#24田代直希がフリースローでスコアを伸ばしたものの、17-21で1Qを終える。

インサイドでのプレッシャーが強いボルツに対して、琉球はキックアウトから3Pシュートという形で攻める。#7ダーラム、#15松脇が3Pシュートを決めるとディフェンスも外をケア。ここで#45クーリーがインサイドで決めるなど良い形が出始める。残り6分47秒、#88牧隼利の3Pシュートで28-28と追いつくと、相手ターンオーバーから#7ダーラムがフリースローで得点して逆転に成功。さらに琉球はバックコートからプレッシャーをかけてオフェンスをスローダウンさせると、#14岸本、#30今村、#88牧が3Pシュートを決めて48-34とリードを2桁に広げてハーフタイムを迎えた。この2Q、琉球は31-13とビッグクォーターを作っている。

後半開始早々、琉球は#30今村、#7ダーラムで3Pシュート3連発。57-34まで点差を広げる。ディフェンスでは#34小野寺をはじめ全員でプレッシャーをかけて相手に形を作らせず。その中でフィリピン出身の#33カール・タマヨはブロック、リバウンド、アシスト、1オン1から得点と見せ場を作る。終了間際、フィニッシュの精度を欠いたものの、琉球の69-47で3Qを終えた。

4Qに入るとボルツは#7ホッジが上手さを見せて得点。しかし、琉球は#30今村が3Pシュートを連発と変わらぬ精度を見せる。集中力が切れ始めて淡白なプレーが多くなるボルツに対して、#8植松義也、#88牧の3Pシュートで追加点を奪っていった琉球。終了直前には#33タマヨが3Pシュート、タップシュートと連続で決めると最後はアイソレーション・プレーでアタック。ファウルをもらってフリースローで得点して89-61で勝利。琉球が大会2勝目を挙げた。

琉球は4本の3Pシュートを決めた#30今村、3本の3Pシュートを決めた#7ダーラムが同じくチームトップの16得点をマーク。#45クーリーが12得点、#15松脇が11得点と4人が2桁得点を記録した。チーム全体で3Pシュートは35本中18本成功、成功率51.43%となっている。
リバウンド(9)、アシスト(6)でもチームトップの数字をマークした#7ダーラムは試合後、「元チームメイトと対戦できたのはラッキーだよ。(次戦で戦う)マカオの会場も熱がある場所だと聞いているのでプレーできるのが楽しみだね。ファンの皆さん、いつもサポートありがとう。応援お願いします。GO KINGS」と語った。
琉球の次戦は12月13日。日本時間20時より中国・マカオで同じくボルツと対戦する。

【(c) East Asia Super League Limited. 】

 

EASL は2025年までに世界トップ3のプロバスケットボールリーグになるというビジョンを持つリーグ。第1回大会となる前回大会ではBリーグから宇都宮ブレックスと琉球が出場し、韓国、フィリピン、チャイニーズ・タイペイの優勝チームなど合計8チームが参戦。結果、安養KGC(韓国)が初代王者に輝いている。2023-24シーズンは出場8チームが2つのグループに分かれてホーム&アウェーで1回ずつ対戦(10月11日~2024年3月10日で計28試合)し、各グループ上位2チームがファイナルフォー(2024年3月8日~10日予定)に進んで優勝を決めるスケジュールで行われる。
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人気のマスコットのゴーディー【(c) East Asia Super League Limited. 】

 

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