千葉J vs 広島|初の3冠まで“あと6勝”の千葉J…広島の爆発力を抑え、第一関門突破なるか
日本生命 B.LEAGUE QUARTERFINALS 2022-23
千葉ジェッツ vs 広島ドラゴンフライズ
今シーズンのB1最高勝率と最多勝利数、さらには連勝記録でも新記録を樹立した千葉ジェッツ。ジョン・パトリックヘッドコーチ新体制となり、シーズン中はケガ人が相次いだなかでも天皇杯と東地区を制し、抜群の強さを発揮した。そんな栄えはる記録が、ここから先は意味を持たないことも重々理解していることだろう。史上初の3冠へ、あと6勝。まずは船橋アリーナに広島ドラゴンフライズを迎え撃つ。
昨シーズンの大型補強が実を結び、広島は初の「日本生命 B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2022-23」へ踏み入れた。今シーズン開幕前にもドウェイン・エバンス、ケリー・ブラックシアー・ジュニアといった即戦力を獲得。2月にはリーグ最長身のカイ・ソットとも契約合意を果たした。
広島はまず、チャンピオンシップに出場する8チームで最も劣っているリバウンドをどうカバーするかが求められる。そのため、220センチを誇るソットの奮起は必須となるだろう。千葉Jの堅守を破るには、爆発力と飛び道具も必要だ。辻直人には周りを活かすことよりも、まずは自らの3ポイントシュートで勢いづけることを優先してほしい。
昨シーズンは本拠地でのクォーターファイナルで敗退した千葉Jとしても、広島戦が高い壁であることは間違いない。レギュラーシーズン同様、攻めるようなプレッシャーディフェンスと球際の強さで流れを手繰り寄せられるか。なかでも相手の軸を担う辻、エバンスへの警戒を強め、船橋アリーナを熱狂の渦に包みたい。
文=小沼克年
昨シーズンの大型補強が実を結び、広島は初の「日本生命 B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2022-23」へ踏み入れた。今シーズン開幕前にもドウェイン・エバンス、ケリー・ブラックシアー・ジュニアといった即戦力を獲得。2月にはリーグ最長身のカイ・ソットとも契約合意を果たした。
広島はまず、チャンピオンシップに出場する8チームで最も劣っているリバウンドをどうカバーするかが求められる。そのため、220センチを誇るソットの奮起は必須となるだろう。千葉Jの堅守を破るには、爆発力と飛び道具も必要だ。辻直人には周りを活かすことよりも、まずは自らの3ポイントシュートで勢いづけることを優先してほしい。
昨シーズンは本拠地でのクォーターファイナルで敗退した千葉Jとしても、広島戦が高い壁であることは間違いない。レギュラーシーズン同様、攻めるようなプレッシャーディフェンスと球際の強さで流れを手繰り寄せられるか。なかでも相手の軸を担う辻、エバンスへの警戒を強め、船橋アリーナを熱狂の渦に包みたい。
文=小沼克年