琉球 vs 名古屋D|琉球は地の利と高さを存分に活かしたい…名古屋Dは多彩な守備で翻弄できるか
日本生命 B.LEAGUE QUARTERFINALS 2022-23
琉球ゴールデンキングス vs 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ
満員が予想される沖縄アリーナにチャレンジャーとして乗り込むのは、2大会連続のポストシーズンに臨む名古屋ダイヤモンドドルフィンズ。西地区6連覇を果たし、初の栄冠を目指す琉球ゴールデンキングスが地の利を活かすのか、それとも赤き戦士たちが相手を上回る結束力を見せるのか。
レギュラーシーズンの対戦をおさらいすると、初対戦では名古屋Dがアウェーで22点差をつけた。その後は琉球が3連勝を飾り、3月に行われた前回対戦では79-74で決着がついたものの、琉球は第3クォーターまでに21点リードを奪った。
今シーズン5度目の対戦となる「日本生命 B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2022-23」クォーターファイナルのGAME1は、理想とするディフェンスを披露したほうが試合を優位に進めるだろう。琉球は厚い選手層とインサイド陣の高さ、強いフィジカルを駆使して主導権を握りたい。相手の体力を削って、重要な初戦をものにできれば、連勝での突破も十分にあり得る。
一方の名古屋Dは、ショーン・デニスヘッドコーチのもとで築き上げた多彩な守備で翻弄できるか。ゲームコントロールに特化した選手がいない琉球に対しては、前から積極的に仕掛けてリズムを崩したいところ。ただ、最も重要になるのはリバウンド争いだ。リバウンド王のジャック・クーリーを軸に、B1トップのリバウンド数を誇る琉球に対し、名古屋Dは全員で体を張り続けなければならない。
文=小沼克年
レギュラーシーズンの対戦をおさらいすると、初対戦では名古屋Dがアウェーで22点差をつけた。その後は琉球が3連勝を飾り、3月に行われた前回対戦では79-74で決着がついたものの、琉球は第3クォーターまでに21点リードを奪った。
今シーズン5度目の対戦となる「日本生命 B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2022-23」クォーターファイナルのGAME1は、理想とするディフェンスを披露したほうが試合を優位に進めるだろう。琉球は厚い選手層とインサイド陣の高さ、強いフィジカルを駆使して主導権を握りたい。相手の体力を削って、重要な初戦をものにできれば、連勝での突破も十分にあり得る。
一方の名古屋Dは、ショーン・デニスヘッドコーチのもとで築き上げた多彩な守備で翻弄できるか。ゲームコントロールに特化した選手がいない琉球に対しては、前から積極的に仕掛けてリズムを崩したいところ。ただ、最も重要になるのはリバウンド争いだ。リバウンド王のジャック・クーリーを軸に、B1トップのリバウンド数を誇る琉球に対し、名古屋Dは全員で体を張り続けなければならない。
文=小沼克年