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B.MAGAZINE

大阪vs茨城|大阪はホーム最終戦を飾りたい…茨城は今シーズン最長の4連勝なるか

2023.05.05

見どころ・レポート

Bリーグ 2022-23 B1リーグ戦 第36節

大阪エヴェッサ vs 茨城ロボッツ

 大阪エヴェッサは前節、琉球ゴールデンキングスに2連敗を喫した。ショーン・オマラが欠場したなか、ゾーンディフェンスをはじめ、鈴木達也や合田怜による好守も見せたが、GAME1は64-75で及ばず、GAME2も72-86で敗戦。ディージェイ・ニュービルが厳しいマークに遭いながら2戦合計で37点を奪ったものの、3ポイントシュート成功を封じられてしまった。

 大阪は26勝32敗で西地区5位。ただ、シーズン最終戦となるホームゲームでは15勝13敗の戦績だけに、勝ち越しのまま締めくくりたい。迎え撃つ好調の茨城ロボッツに対しては、そのけん引役であるチェハーレス・タプスコットに警戒が必要だ。マッチアップが予想されるニュービルやアイラ・ブラウンの働きが重要で、相手外国籍選手同士の連携プレーにも、チームで食い止めたい。

 茨城は3連勝でアウェーに乗り込む。前節は秋田ノーザンハピネツとのGAME1を91-82で制し、GAME2は89-75の逆転勝ち。タプスコットがスコアリーダーとなるなか、ディフェンスで踏ん張り、素早くオフェンスに転じる試合運びが成長を遂げている。とりわけ、GAME2は後半の失点を26点にとどめ、福澤晃平や中村功平などのスティールで流れを一気に引き寄せた。

茨城は勢いのままにシーズン最長の4連勝を狙う。そのためにも、ニュービル封じが必要になる。ディフェンスに長けた鶴巻啓太やタプスコットを中心に、司令塔をタフショットへ追い込みたい。防御が機能すれば、直近3戦で1試合平均90点超えの攻撃が勢いづく。さらに、フリースロー成功率でリーグトップを堅持する平尾充庸の個人タイトル獲得にも注目だ。

文=大橋裕之
 

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