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B.MAGAZINE

川崎vs SR渋谷|中地区3位がかかるSR渋谷、相手に対するアドバンテージを活かしたい

2023.05.05

見どころ・レポート

Bリーグ 2022-23 B1リーグ戦 第36節

川崎ブレイブサンダース vs サンロッカーズ渋谷

 中地区優勝が決まり、第3シードで「日本生命 B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2022-23」に進むことも決まっている川崎ブレイブサンダース。マット・ジャニングに続いてマイケル・ヤングジュニアもケガに見舞われて迎えた前節は、B1残留がかかる富山グラウジーズの気迫に圧され、GAME1は19点差という完敗だった。しかし、GAME2は前田悟が3ポイントシュート8本を含む自己最多の28得点を叩き出す活躍を見せ、21点差でリベンジ。GAME1で15得点を挙げた納見悠仁は、GAME2も5アシスト6スティールで貢献した。

 中地区は、3チームによる地区3位争いが激化。4位で前節を迎えたサンロッカーズ渋谷は、横浜ビー・コルセアーズという難敵が相手だったが、2戦ともハイスコアの熱戦を勝ちきった。GAME1ではジェームズ・マイケル・マカドゥ、GAME2ではケビン・ジョーンズがいずれも33得点をマークしたが、GAME1で15得点を挙げ、GAME2の試合終了残り0.7秒で勝ち越しのフリースローを決めた石井講祐の活躍も見逃せない。

 SR渋谷は信州ブレイブウォリアーズと勝利数で並んだが、敗戦数が信州より1つ多く、0.5ゲーム差で4位のまま。その信州に連勝したシーホース三河が1ゲーム差に迫る状況だ。ただ、三河との直接対決は2勝2敗ながら、得失点差では優位のため、今節で1勝すれば地区4位以上が確定する。そして、3位浮上のためにはGAME1の勝利が絶対条件。外国籍選手の数で上回るアドバンテージを、攻守両面で徹底的に活かしたい。

文=吉川哲彦
 

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