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SR渋谷vs横浜BC|SR渋谷は今季最後のホームを死守したい…横浜BCは河村勇輝のアシスト数にも注目

2023.04.27

見どころ・レポート

Bリーグ 2022-23 B1リーグ戦 第35節

サンロッカーズ渋谷 vs 横浜ビー・コルセアーズ

 中地区4位のサンロッカーズは前節、第4クォーターの追い上げが実らず、琉球ゴールデンキングスに連敗を喫した。GAME1は試合終了残り1分、ジェームズ・マイケル・マカドゥの得点で一時逆転したものの、72-73で惜敗。GAME2も残り2分を切って同点まで迫ったが、84-90で敗れた。リバウンド争いで劣勢に立ち、ジャック・クーリーには2戦合計で40リバウンドを献上してしまった。

 そんなSR渋谷は今節が今シーズン最後のホームゲーム。25勝31敗で勝ち越しの望みがないなか、15勝13敗のホームだけは死守したい。横浜ビー・コルセアーズもインサイド陣が手ごわく、チャールズ・ジャクソンは5戦連続で“ダブルダブル”と好調だ。72-82で敗れた第29節に欠場していたマカドゥの好守や、パスの供給源となる河村勇輝封じに関野剛平の働きが必要になる。

 対する同2位の横浜BCは前節、シーホース三河を開いてに2連勝を逃した。GAME1は78-67の逆転勝ち。GAME2は78-83で敗れたが、前半の劣勢から巻き返して、第4クォーターに一時試合をひっくり返した。チーム最後のケガ人だった河村も戦線に復帰し、GAME1で14得点、GAME2では11アシストを記録した。

 その河村は1試合平均8.4アシストでランキング1位。さらに、あと0.2本で2018-19シーズンのアシスト王だったジュリアン・マブンガを超えて歴代トップのリーダーズになる可能性を持つだけに、残り4試合のパフォーマンスに注目が集まる。正ポイントガードのさらなる活躍があれば、横浜BCは初の「日本生命 B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2022-23」へ弾みがつくに違いない。

文=大橋裕之

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