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川崎vs三遠|川崎は地区優勝目前…三遠は約3カ月ぶりの3連勝なるか

2023.04.21

見どころ・レポート

Bリーグ 2022-23 B1リーグ戦 第34節

川崎ブレイブサンダース vs 三遠ネオフェニックス

 川崎ブレイブサンダースは前節、アウェーでシーホース三河を95-68で破り、中地区優勝マジックを「1」まで減らした。第1クォーターから29-8の猛攻で主導権を握ると、前半にダバンテ・ガードナーとクインシー・ミラーを1ケタ得点に封じることに成功。18得点のマイケル・ヤングジュニアをはじめ、5人が2ケタ得点を記録したほか、3ポイントシュートも14本を沈めるなど、終始強さが光った。

 連勝を「7」に伸ばし、ホームでの地区優勝に王手をかけて、今節の三遠ネオフェニックス戦に臨む。相手は前節に100点ゲームを飾ったが、川崎も過去7試合のうち6試合で失点が80点未満と、ディフェンスの安定感に磨きがかかる。司令塔の山内盛久に対して藤井祐眞が激しくプレッシャーをかけるなど、再び堅守から流れを呼び込み、中地区王座へ駆け上がりたい。

 対する三遠は前節、アウェーで富山グラウジーズに対して、第1クォーターから33-20のスタートダッシュに成功し、今シーズン最多105得点で2連勝を飾った。42得点を挙げたアイゼイア・ヒックスを筆頭に、カイル・オクインが21得点を挙げるなど5人が2ケタ得点をマーク。ディフェンスではリバウンド争いで上回り、ジョシュア・スミスに対するダブルチームも奏功した。

 勝ったものの、12本の3ポイントシュートを被弾。今節の川崎戦では修正が必要になるだろう。ディフェンスの強度も強い相手だけに、横浜ビー・コルセアーズを延長戦の末に破った前々節GAME2のように我慢強く戦えるか。川崎とは今シーズンの開幕節でも対戦し、僅差の試合を落としただけに、今度こそ勝利をもぎ取り、約3カ月ぶりの3連勝を狙う。

文=大橋裕之

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