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A東京vs群馬|A東京は前半から堅守を発揮したい…群馬はクラブのB1最多勝利数をさらに更新できるか

2023.04.19

見どころ・レポート

Bリーグ 2022-23 B1リーグ戦 第33節

アルバルク東京 vs 群馬クレインサンダーズ

 4月に入って4勝4敗と苦戦している東地区2位のアルバルク東京。前節のファイティングイーグルス名古屋戦ではGAME1を80-85で落とした。速攻で18得点を失い、10本の成功を許した3ポイントシュートのうち実に6本を第2クォーターまでに被弾。前々節のレバンガ北海道戦、第30節の秋田ノーザンハピネッツ戦に続き、前半の攻防でつまずいている印象だ。

 それだけに、83-65で快勝したFE名古屋とのGAME2のように、今節の群馬クレインサンダーズ戦でも序盤からディフェンスで流れをつかむ展開を見せたい。特に、相手はトレイ・ジョーンズを中心とした速攻の威力があるだけに、素早い戻りは徹底が必要。また、攻撃の芽もつむため、ライアン・ロシター、アレックス・カーク、セバスチャン・サイズの3人でリバウンドをしっかりと抑えたい。

 対する群馬は、オープンハウスアリーナ太田のこけら落とし試合となった前節の宇都宮ブレックス戦を1勝1敗で終えた。GAME1は13点ビハインドで迎えた後半にジョーンズや並里成を中心に攻め込むと、防御ではケーレブ・ターズースキーやマイケル・パーカーを中心にリバウンドを確保するなど、79-71の逆転勝ち。GAME2は57-82で敗れたたが、後半は40-37の互角だった。

 課題の後半で戦える姿を見せただけに、今シーズン4度目のA東京戦では前半から攻勢を仕掛けられるか。そのためにも前節、1ケタ得点だった速攻の復活がカギを握るだろう。ジョーンズを起点に、ターズースキーなどが走る展開で得点を奪えれば、チームは勢いづく。26勝27敗で昨シーズンの勝ち星を超えただけに、さらに勝利を積みあげてクラブのB1最多勝利数更新を目指す。

文=大橋裕之

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