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B.MAGAZINE

名古屋Dvs広島|同地区のライバルが激突する好カード…名古屋Dは坂本聖芽の爆発力が必須

2023.03.22

見どころ・レポート

Bリーグ 2022-23 B1リーグ戦 第26節

名古屋ダイヤモンドドルフィンズ vs 広島ドラゴンフライズ

 29勝13敗で西地区4位の名古屋ダイヤモンドドルフィンズと、31勝11敗で同3位の広島ドラゴンフライズがドルフィンズアリーナで激突する。第11節の対戦では、ホームの広島が80-79で接戦を制した。追う名古屋Dとしては、本拠地の後押しを力にして白星をつかみたいところだ。

 4連敗と足踏みが続いた名古屋Dだったが、前節は苦しみながらも大阪エヴェッサから連勝を収めた。GAME1では第3クォーターで29-13と上回り、8点差で勝利。続くGAME2は第3クォーター終了時点で11点ビハインドを背負った。しかし、坂本聖芽の3ポイントシュートを皮切りに試合終了残り4分から追い上げ、同1分を切った時点で90-91。最後は中東泰斗がドライブから決勝点をマークして逆転勝利を飾った。

 一方、前節の広島は敵地で茨城ロボッツに連勝した。GAME1はカイ・ソットが21得点12リバウンドの活躍を見せて最終スコア90-72。GAME2は第3クォーターに逆転されたが、第4クォーターではケリー・ブラックシアー・ジュニアが9得点、上澤俊喜が8得点をマークして4点差で競り勝った。

 欠場者が相次ぐ名古屋Dだが、大阪とのGAME1では新たに菊池真人が全治未定のケガを負ってしまった。引き続き総力戦となるなか、坂本がキーマンの1人になりそうだ。背番号60はGAME2で初の先発出場を果たし、2試合連続の2ケタ得点を挙げた。高い運動能力を活かして得点にリバウンド、ディフェンスでも躍動し、広島撃破の原動力になれるか。

文=小沼克年

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