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京都vs琉球|連敗を止めたい京都は水野幹太の得点に期待…10連勝中の琉球はライトに要警戒

2023.03.22

見どころ・レポート

Bリーグ 2022-23 B1リーグ戦 第26節

京都ハンナリーズ vs 琉球ゴールデンキングス

 3連敗中の京都ハンナリーズだが、前節の千葉ジェッツ戦を全員で食い下がった。91-93で惜敗したGAME1では、先発の小澤智将が3本の3ポイントシュートを成功させ、チームは延長戦まで戦った。62-83で敗れたGAME2も15個のターンオーバーは悔やまれるが、小西聖也などのガード陣、フォワード陣も球際で戦い、セカンドチャンスポイントによる失点を9点にとどめた。

 そんな京都は、第11節で琉球ゴールデンキングスと対戦し、65-81で敗戦。ただ、第1クォーターだけ6個のターンオーバーを犯し、セカンドチャンスポイントで21失点と、原因がはっきりしており、前節の課題と同じ轍を踏まなければ、連発ストップも近づくはず。さらにバイウィーク明け、小澤や小西など控え選手たちが活躍しているだけに、今節は4戦無得点の水野幹太が続きたい。

 対する琉球は前節、信州ブレイブウォリアーズを相手に2連勝を飾った。カール・タマヨが初先発して、2名の外国籍選手とのビックラインナップを形成し、帰化選手のジョシュ・ホーキンソンを擁する信州に対抗。81-66でGAME1を制すると、GAME2は69-58の逆転勝ち。ポイントガードの選手層が薄いなか、岸本隆一がチームに流れをもたらした。

 琉球は連勝を「10」に伸ばして、アウェーに乗り込む。この間、80失点を超えた試合がわずか一度という安定感のあるディフェンスで、今節はリーグ5位の3ポイントシュート成功率を誇る京都を苦しめられるか。前回対戦で1分17秒の出場のみだったマシュー・ライトは要警戒だろう。牧隼利の欠場が長引けば痛手になるが、今村佳太や松脇圭志をはじめ全員でカバーしていきたい。

文=大橋裕之

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