チケット購入

B.MAGAZINE

京都vs千葉J|強敵を迎え撃つ京都、連敗阻止へはガード陣の積極性が不可欠

2023.03.17

見どころ・レポート

Bリーグ 2022-23 B1リーグ戦 第25節

京都ハンナリーズvs千葉ジェッツ

 前節の京都ハンナリーズは、広島ドラゴンフライズと点の取り合いを演じた。アウェーでの一戦は第1クォーターで8点ビハインドを背負ったが、第2クォーター以降はマシュー・ライトの得点を中心に反撃。試合をとおしてライトが7本の3ポイントシュートを含む26得点、シェック・ディアロも21得点の活躍で合計95得点を記録した。しかし、6選手に2ケタ得点を許し、最終スコア95-102で黒星。惜しくも2節連続でのアウェー戦白星とはならなかった。

 本拠地に戻る京都は今節から地区上位との連戦が控える。その最初の相手となるのが千葉ジェッツだ。前節の千葉Jはホームでレバンガ北海道を相手に94-80で勝利した。ヴィック・ローが欠場したものの、富樫勇樹とクリストファー・スミスを中心に3ポイント攻勢を仕掛け、2ポイント成功数よりも9本多い19本の長距離砲を成功。富樫は今シーズン最多となる33得点とB1通算800本の3ポイントを達成し、チームの連勝記録を「22」に更新した。

 今節も攻撃力のある相手と対峙する京都は、まずはディフェンスリバウンドを確実に拾って相手の攻撃チャンスを減らさなければならない。千葉Jは守備でも激しいプレッシャーをかけてくるため、久保田義章やライトなどのガード陣が決して受け身にならないことも重要だ。対する千葉Jもリバウンド争いがカギ。前節の北海道戦では高確率でシュートを射抜いたものの、リバウンドは28本にとどまった。今節もローが欠場となれば、米山ジャバ偉生のハッスルプレーも勝利には必要不可欠となるだろう。

文=小沼克年

関連動画

関連リンク