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富山vs三河|中地区6位と7位の直接対決…富山はリバウンド争いで優位に立ちたい

2023.02.10

見どころ・レポート

Bリーグ 2022-23 B1リーグ戦 第22節

富山グラウジーズ vs シーホース三河

 昨シーズン準優勝の琉球ゴールデンキングスに対し、富山グラウジーズは2戦とも24点差という完敗だった。GAME1はターンオーバーがわずか5個、第4クォーターは33得点とオフェンス面は悪くなかったが、前半で54失点、最終的に105失点とディフェンス面は課題が山積。GAME2はシュートが不発で、得点が伸びなかった。2戦を通じてリバウンドを支配されたことを考えると、ジョシュア・スミスに続いてブライス・ジョンソンも戦線離脱したのはやはり痛い。

 シーホース三河も群馬クレインサンダーズに連敗。新戦力のシズ・オルストンとクインシー・ミラーを欠く厳しい状況だったこともあり、2戦を通じて特にリバウンドでは難しい戦いを強いられた。GAME1は相手のオフェンス力を止める術がなく完敗。GAME2はダバンテ・ガードナーが40得点を奪い、西田優大も16得点で続いたが、その2人以外が計13得点で接戦をものにできなかった。ターンオーバーが6個しかなかっただけに、70得点を切ってしまったのは悔やまれる。

 両者ともに同じ中地区の他カードは既に消化しているが、このカードは今節が今シーズンの初顔合わせ。星5つの差をつけている三河としては突き放しておきたい局面であり、B1残留争いにも加わっている富山はその差を縮めておかなければならない。勝敗を分けるのはインサイドの攻防。特に富山は、ファイサンバとノヴァー・ガドソンがリバウンドにどれだけ絡めるかが重要になってくるだろう。

文=吉川哲彦

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