信州vs川崎|中地区の3位と2位が激突…川崎は前節2戦64得点のホーキンソン対策が必要
Bリーグ 2022-23 B1リーグ戦 第21節
信州ブレイブウォリアーズ vs 川崎ブレイブサンダース
中地区3位の信州ブレイブウォリアーズは前節、1勝1敗として勝率5割をキープ。名古屋ダイヤモンドドルフィンズに対して、GAME1を96-104で落としたが、GAME2を82-58で取り返した。相手の3ポイントシュートを5本に封じ、インサイドへの侵入も素早い寄りで食い止めるなど前半から44-16と圧倒。ジョシュ・ホーキンソンが2戦連続の32得点と奮起した。
ただ、両日ともにターンオーバーから20得点近くを奪われ、後半の戦い方に課題を残した。GAME1は前半の15点リードを守れず、延長戦の末に逆転負け。今節の川崎ブレイブサンダースとは第14節に対戦し、序盤2ケタ点差で先行したが、後半のミスで失速しただけに、同じ轍は踏みたくない。前回対戦では欠場した、司令塔の生原秀将や、アンソニー・マクヘンリーの活躍でリベンジしたい。
対する中地区2位の川崎は前節、レバンガ北海道とのGAME1に98-79で先勝したが、GAME2は95-102で敗戦。前半から55失点を喫したように、ディフェンスに課題を残した。13本を被弾した3ポイントシュートに対して守りが甘く、ブロック・モータムには内外角から39得点を許した。
そんな川崎は、信州に前回対戦で87-78で勝ったものの、試合の入りが悪かった。前半だけで9本の3ポイントシュートを与えただけに、今節はディフェンスの修正が必要不可欠。前節の2戦合計で64得点を挙げたホーキン対策も必要になる。ガード陣とビックマンが連携して、タフショットに追い込めるか。攻撃では、ミスマッチが見込めるマイケル・ヤングジュニアを起点に、主導権を握りたい。
文=大橋裕之
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