島根vs北海道|連敗ストップの北海道、西地区首位相手に長距離砲で真っ向勝負を挑む
Bリーグ 2022-23 B1リーグ戦 第21節
島根スサノオマジック vs レバンガ北海道
前々節の時点で広島ドラゴンフライズに勝率で追いつき、西地区首位に立った島根スサノオマジック。前節も連勝し、広島が1敗を喫したことで勝率でも一歩前に出た。1月は7勝1敗で終え、レギュラーシーズンを折り返してギアが上がってきた。
三遠ネオフェニックスと戦った前節は、2戦とも64失点というディフェンスの勝利。オフェンスもGAME1が7個、GAME2が8個とターンオーバーを最小限にとどめた。3ポイントシュートが不発だったGAME1は71得点止まりだったものの、フリースローで着実に加点したことが勝利につながった。出場しなかったとはいえ、リード・トラビスがベンチ入りしたことも明るい話題だ。
レバンガ北海道は川崎ブレイブサンダースを第2戦で撃破し、連敗を「9」で止めるとともに、ようやく2023年の初勝利を挙げた。GAME1は第3クォーターの33失点が響いてしまったが、GAME2は3ポイントシュート7本を含む39得点のブロック・モータムを中心にオフェンスが好調。最終的に95失点を喫してはいるが、前半に55得点で先手を取ったのが奏功した。ドワイト・ラモスの6スティールも、チームを勢いづけた大きな要因だ。
北海道にとっては、今節が西地区との今シーズン最後の対戦。ここまで2勝12敗だが、1勝は広島から奪ったもの。この時は15本の3ポイントシュートを浴びせて点の取り合いを制した。長距離砲の威力で広島を上回る島根にも打ち合いを挑み、一泡吹かせることができるか。
文=吉川哲彦
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