横浜BCvs京都|中地区首位浮上の横浜BC…ディフェンスに意識を強め京都を退けたい
Bリーグ 2022-23 B1リーグ戦 第20節
横浜ビー・コルセアーズ vs 京都ハンナリーズ
横浜ビー・コルセアーズがついに中地区首位に立った。前節のレバンガ北海道戦、第1戦は相手のオフェンス力の高さに第3クォーターまで苦しめられた一方で、39得点でまたも自己最多を更新した河村勇輝を中心にオフェンス面は安定。第4クォーターはディフェンスも機能して突き放した。第2戦は中盤から着実にリードを広げる盤石の試合運び。デビン・オリバーのオールラウンダーぶりと森井健太のアシストも光り、全体的にも非の打ちどころのない内容だった。
西地区7位の京都ハンナリーズは群馬クレインサンダーズに連敗。第1戦は第2クォーターに32得点を叩き出してリードを奪い、一時11点差まで広げながらその後逆転を許してしまった。第2戦も第3クォーターまでは粘り強く戦えたが、後半はディフェンスが甘く、最後は突き放された。前々節の直接対決で1つ縮めた大阪エヴェッサとのゲーム差は再び3に広がり、次々節には再びその大阪と激突。それまでに少しでもその差を詰めておきたい。
横浜BCにとっては、次節の千葉ジェッツ戦がシーズン中盤戦の最大の山場。今の勢いを持続しておくことが何よりも重要だ。いずれもディフェンスに課題のある相手だったとはいえ、全てアウェーだった直近の4試合で平均97.3得点とオフェンスは好調。今節は、被ファウルがリーグで4番目に少なく、フリースロー試投数はリーグ最少の京都をノーファウルで守る意識を高め、ディフェンスをより強固なものにしたい。
文=吉川哲彦
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