大阪vsSR渋谷|前節連敗ストップの両チーム…大阪は2連勝へ失点を80点未満に抑えたい
Bリーグ 2022-23 B1リーグ戦 第20節
大阪エヴェッサ vs サンロッカーズ渋谷
大阪エヴェッサは前節、堅守を取り戻して連敗を3で止めた。秋田ノーザンハピネッツとのGAME1こそ79-85で敗れたが、GAME2に83-79で競り勝った。第4クォーターは相手の3ポイントシュートを封じ、リバウンド争いでは16リバウンドのショーン・オマラが奮闘。攻撃では、20得点のディージェイ・ニュービルを筆頭に4人が2ケタ得点をマークした。
これで大阪は15の勝ち星のうち13回を失点80点未満に抑えて勝利。勝率5割復帰まであと2勝で迎える今節のサンロッカーズ渋谷戦でも、組織なディフェンスを40分間やり続けられるか。相手は試合運びに課題を残すため、チームで圧力をかけてニュービルやアイラ・ブラウンがボールを奪い切り、素早く攻撃へ転じたい。
一方、SR渋谷も前節、三遠ネオフェニックスとのGAME2を103-93で制して、連敗を4で止めた。4日間で3試合という厳しい日程の中、最終戦にはベンチ入り8選手という状態であったが、ジェームズ・マイケル・マカドゥが29得点、ケビン・ジョーンズが27得点でチームをけん引。40分で決着がつかなかった熱戦となるも、オーバータイムを16-6として三遠を引き離した。GAME1から増やしたディフェンスリバウンドも勝利を引き寄せる一因と言えるだろう。
ただ、連敗こそ止めたが、後半の立ち上がりは修正が必要である。直近4戦を振り返ると、前半に好ゲームを見せるも、第3クォーターにリズムを崩す展開が目立つ。約2カ月ぶりの2連勝に向けて、小島元基のゲームコントロールと西野曜や津屋一球ら日本人選手のリバウンドで粘りを発揮したい。
文=大橋裕之
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