名古屋Dvs信州|持ち前の攻撃力を発揮したい名古屋D、信州の堅守を破るカギは3ポイント
Bリーグ 2022-23 B1リーグ戦 第20節
名古屋ダイヤモンドドルフィンズ vs 信州ブレイブウォリアーズ
名古屋ダイヤモンドドルフィンズと信州ブレイブウォリアーズが今シーズン初めて激突する。勝敗は違えど、現在の順位はともに地区3位。昨季の対戦では3勝0敗で名古屋Dが上回ったが、今節はどのような展開が待っているのか。
24勝8敗で白星先行の名古屋Dは、前節も2連勝を飾り5試合負けなし。茨城ロボッツとの第19節GAME1は後半に突き放して19点差で快勝し、続くGAME2は4点差の競り合いを制した。この2戦ではコティ・クラークが存在感を発揮し、初戦では31得点11リバウンド、第2戦では27得点10リバウンドを挙げて勝利の立役者となった。
一方、前節の信州は千葉ジェッツ相手にホーム連敗。第1戦は第3クォーターで6-22とされて19点差で敗れたが、翌日は最終スコア70-71。第4クォーター残り1分を切った時点で2点リードしていたが、同16秒に3ポイントシュートを浴び、逆転を狙った三ツ井利也のシュートはリングに嫌われた。結果的に三井のラストショットが悔やまれるが、チームとしては残り1分で無得点に抑え込まれたことも今後への課題と言えるだろう。
堅い守備を武器とする信州相手にも、名古屋Dは現在B1トップの攻撃力を見せつけたいところ。そのためには、直近3試合でチームとしての精度が落ちている3ポイントが1つのガギを握る。レイ・パークスジュニアが効率よく長距離を沈めることができれば、相手もより的が絞れなくなるはずだ。信州としては得点源のクラークを封じることが最優先。ジョシュ・ホーキンソンとアンソニー・マクヘンリーの奮起が問われる。
文=小沼克年
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