群馬vs琉球|並里成が移籍後初の古巣戦…岸本隆一とのマッチアップは注目
Bリーグ 2022-23 B1リーグ戦 第20節
群馬クレインサンダーズ vs 琉球ゴールデンキングス
群馬クレインサンダーズは前節、京都ハンナリーズに2連勝。両日ともに後半のディフェンスが光った。88-81で勝ち切ったGAME1では、第3クォーターに個人通算14,000得点を達成したマイケル・パーカーや、アキ・チェンバースのスティールで流れを引き寄せて逆転に成功、91-73で勝利を収めたGAME2は、第4クォーターに27-14と突き放した。
一方、琉球ゴールデンキングスは前節、川崎ブレイブサンダースと1勝1敗。GAME1は我慢の展開となったが、岸本隆一が延長戦へ持ち込む3ポイントシュートを決めるなど26得点の活躍で、中地区の強豪撃破に大きく貢献した。GAME2は72-76で敗れたものの、ディフェンスで巻き返して終盤に2点差まで肉薄。松脇圭志は17得点と奮起した。
そんな両チームは今季初対戦。注目のマッチアップは移籍後初の古巣戦となる群馬・並里成と、岸本のマッチアップだ。並里は今シーズン、平均11.5得点7.1アシストという昨シーズンを超えるスタッツで、18勝12敗で東地区3位につけるチームをけん引中。23勝9敗の西地区4位を撃破して、今後へ弾みのつく一戦にできるか。
対する琉球は並里の他、平均20.6点で得点ランキング3位のトレイ・ジョーンズ封じも勝ち切るポイントになるだろう。マッチアップが予測される今村佳太や松脇が圧力をかけて、タフショットを打たせられるか。地区上位争いから振り落とされないためにも、アウェー連戦の今節を良い形で乗り切りたい。
文=大橋裕之
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