滋賀vs島根|島根を迎え撃つ滋賀…ハミルトンとドブラスのエナジーで連敗ストップなるか
Bリーグ 2022-23 B1リーグ戦 第19節
滋賀レイクス vs 島根スサノオマジック
今シーズンは前半のうちに劣勢に回ることが多い滋賀レイクスは、前節の広島ドラゴンフライズ戦も後半は互角に渡り合えたものの、前半に28得点しか奪えなかったのが尾を引いて敗戦。滋賀ダイハツアリーナのこけら落としで勝利して以降は白星に見放され、これで13連敗、ホームだけでも8連敗となった。ジョーダン・ハミルトンは28得点と存在感を示したが、2ケタ得点はそのハミルトンだけ。ケルビン・マーティンがこのところオフェンス面で影が薄くなっている点は気がかりだ。
前々節は琉球ゴールデンキングスとの熱戦を1点差で制し、西地区首位の広島ドラゴンフライズとの1ゲーム差を保っていた島根スサノオマジック。しかし、前節は第3クォーターの9得点という失速が響き、名古屋ダイヤモンドドルフィンズに敗戦した。第4クォーターにニック・ケイと安藤誓哉を中心に追い上げたが、それまでの13点ビハインドが重くのしかかった。広島とのゲーム差は1つ開き、名古屋Dにも1ゲーム差に迫られてレギュラーシーズンの半分を消化。折り返し地点を過ぎたここからは、地区優勝争いがさらに激化しそうだ。
立ち上がりに課題のある滋賀だが、第5節の対戦では第1クォーターに10点リードし、後半にオフェンスが沈黙して敗れるという結果だった。その時はハミルトンに加えてデイビッド・ドブラスも合流前。2人がチームにエナジーを注入し、相手にも大きなプレッシャーをかける働きを期待したい。
文=吉川哲彦
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