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B.MAGAZINE

【イベントレポート】3POINT CONTEST|ドットエスティ B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2023 IN MITO

2023.01.30

オールスターゲーム

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「G-SHOCK SKILLS CHALLENGE(G-SHOCK スキルズチャレンジ)」で会場の熱気が上がっていく中、次は「3POINT CONTEST(スリーポイントコンテスト)」が行われた。

60秒以内に5カ所のエリアから5本ずつ3Pシュートを放ち、1番高い得点をマークした選手が勝利となる。各エリアにおいてある5個のボールの内訳は、ノーマールボールが4個で1点、そして得点が2倍になる(2点)となるマネーボールが1個となっており、合計は30点。今回から3名のレフェリーが配置され、厳正なジャッジのもとでコンテストは進行していった。

今回の「3POINT CONTEST」7名の選手が挑戦。最初に登場したのが唯一のB2から参戦した長崎ヴェルカの #3 ジョーダン・ヘディング。「緊張しているけど、1本以上は決めたい」と謙虚なコメントでスタートすると、最初はボールがリングを弾くものの、徐々にリズムを取り戻して17点の好記録で終了した。

しかし、それを上回ったのが、次に登場したレバンガ北海道 #0 橋本竜馬だ。序盤は慎重なリズムでシュートを放つと、後半は一気にペースアップ。それが功を奏したのか、終盤は連続してリングにボールが吸い込まれ、18点を記録した。3番目には秋田ノーザンハピネッツの #51 古川孝敏が登場。「頑張ります」と力強く一言だけ意気込んで臨んだが、前半でリズムが掴めずに11点で終了、コートに膝をついて悔しがった。

4番目の登場は千葉ジェッツの #34 クリストファー・スミス、事前の優勝予想で最も優勝に近いと予想されていた中で、コンテスト後半で連続してシュートを沈めるも、ラスト1本のマネーボールが外れて16点とトップには追いつけなかった。次はいつものようにリラックスした様子で登場した宇都宮ブレックス #6 比江島慎。しかし、終盤まで流れを引き寄せられず、10点で終了する。

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6番目に登場した名古屋ダイヤモンドドルフィンズ #2 齋藤拓実は「体調が本当に悪くなるくらい緊張していた」と言いつつも、試技が始まると徐々にシュートタッチが良くなっていく。そして、最後のエリアでは5本全てのシュートを成功させ19点を獲得。ついにトップに立った。

そして「3POINT CONTEST」3連覇がかかる、三遠ネオフェニックス #14 金丸晃輔が最後に登場。スタート直前に「非常にプレッシャーを感じて、緊張しています」と語ると、その言葉どおりシュートがなかなか入らない。終盤になって連続して決めていくものの、15点で終了し3連覇の夢は途絶えた。

この結果、歴代1位タイの19点を叩き出した名古屋Dの齋藤が初の栄冠に輝き、優勝賞金30万円を獲得。「あまり自信はなかったけど、歴代1位の記録に並べて非常に光栄。最後に連続でシュートが入って良かったです」と、興奮覚めやらぬ表情で語った。

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