【イベントレポート】G-SHOCK SKILLS CHALLENGE|ドットエスティ B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2023 IN MITO
1月13日・14日と2日間に渡って行われる「ドットエスティ B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2023 IN MITO」が「G-SHOCK SKILLS CHALLENGE(G-SHOCK スキルズチャレンジ)」からスタート。
ルールはコート内に設置されたドリブル・パス・シュートの関門を制限時間60秒以内にクリアしてタイムを競うもの。誰が最短で全ての関門をクリアして優勝に輝くのか、7名の選手が頂点を争った。
本戦に先駆けて、デモンストレーションとして「CUE6」が登場し、スキルズチャレンジに挑む。制限時間を設けないながらも、パスやシュートをノーミスでクリアするなど会場を沸かせ、1分46秒のタイムを記録してチャレンジを終えた。
そして、いよいよ本戦がスタート。まずトップで登場したのが、今回のアダストリアみとアリーナをホームとしている茨城ロボッツの #25 平尾充庸。緊張感のある中で勢いよく飛び出していった平尾は、最後の3Pシュートで苦戦し、37.8秒のタイムでコンテストを終える。
次に登場したのが、コンテスト唯一のU18選手、琉球ゴールデンキングスU18に所属する #0 須藤春輝。「平尾選手の登場時に起こったアリーナの盛り上がりで、一気に緊張感が高まりました」という中でスタートしたが、平尾同様に最後の3Pシュートがなかなか決まらず、33.8秒のタイムでチャレンジを終えた。
そして、今シーズン大活躍を見せている横浜ビー・コルセアーズ #5河村勇輝が3番目に登場。「普段の練習や試合でのプレーの成果が出た」と本人が語ったとおり、全てノーミスでコンテストを終了し、脅威の20.9秒という記録を打ち立てる。会場に詰めかけたファンはもちろん、舞台袖で出番を待つ選手たちも驚愕の表情を見せた。
4番目の滋賀レイクス #15 キーファー・ラベナは河村の記録を抜こうと意気込んで挑むも、29.8秒の記録。5番目の川崎ブレイブサンダース #0 藤井祐眞は25.5秒で終了し、河村の好記録には届かない。6番目には優勝候補の一人と目された千葉ジェッツ #0 富樫勇樹が満を持して登場。スタートからスピードに乗ったプレーで記録を更新するかに見えたが、最後の3Pシュートを1本目に決められず、24.9秒でトップに辿り着けなかった。
最後に登場したのが前回王者の茨城ロボッツ #8 多嶋朝飛。「スピードで勝負する」と断言して臨んだが、終盤までミスなく進行。しかし、2つ目のパスエリアで苦戦をし、28.5秒の記録で連覇とはならなかった。
この結果、歴代1位となる20.9秒の記録を叩き出した、河村が初優勝、優勝賞金30万円と副賞のG-SHOCKを獲得した。コンテスト終了後に河村は「本当に凄く嬉しいですし、歴代1位のタイムで優勝できたのは非常に光栄なこと」とコメントして、笑顔を隠さなかった。