三遠vs富山 |富山から3季ぶりの勝利を目指す三遠、勝利へのキーマンはギデンズ
Bリーグ 2022-23 B1リーグ戦 第18節
三遠ネオフェニックス vs 富山グラウジーズ
リーグ後半に突入する第18節、三遠ネオフェニックスと富山グラウジーズによる今シーズン初対決が組まれた。舞台は豊橋市総合体育館。両者の対戦成績では2020-21シーズンから富山が6戦負けなしを誇っているが、今節の行方はいかに。
2節連続でホーム戦となる三遠は、前節の新潟アルビレックスBB戦で連敗を「4」でストップした。試合は立ち上がりで17-33と出遅れたが、後半に反撃。守備では第3クォーターで相手を18点、最終クォーターでは8点に抑えて試合をひっくり返し、2023年初白星をマークした。
今シーズンから大野篤史ヘッドコーチ体制となった三遠としては、富山から3シーズンぶりの白星獲得へ期待が高まる。今節の注目はダニエル・ギデンズ。213センチ109キロのセンターが、210センチ138キロを誇るジョシュア・スミスにどこまで太刀打ちできるかがポイントになりそうだ。
一方、前節の富山は不運に見舞われた。インフルエンザにより計5選手が欠場を強いられ、7名で横浜ビー・コルセアーズと対戦。最終スコア71-104で黒星を喫したものの、15得点を挙げた小野龍猛と飴谷由毅、14得点をマークした上田隼輔はいずれも今シーズン最多得点をマークした。1月14日の「ドットエスティ B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2023 IN MITO」ではスミスが元気な姿を見せ、三遠戦のコートにも立つことが濃厚。B1トップのスティール数を記録する三遠に対しては、特にガード陣の働きが重要になるだろう。
文＝小沼克年
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