京都vs大阪 | “京阪ダービー”第1ラウンド…追う立場の京都はディフェンス面の修正が問われる
Bリーグ 2022-23 B1リーグ戦 第18節
京都ハンナリーズ vs 大阪エヴェッサ
京都ハンナリーズと大阪エヴェッサによる“京阪ダービー”が今シーズン初開催される。11勝18敗で西地区7位の京都に対し、大阪は14勝15敗で同6位。京都市体育館で戦う京都としては、ライバルから是が非でも勝利して差を詰めたいところだ。
Bリーグオールスター前に行われた第17節は両チームともに黒星を喫した。京都はファイティングイーグルス名古屋とアウェーで対戦し、計87得点を奪うもディフェンスが振るわず。2023年に入って早くも2度目となる94失点でFE名古屋に敗れた。対する大阪は、ホームで広島ドラゴンフライズに敗戦。第1クォーターから最大25点ビハインドを背負って大きく出遅れると、ディージェイ・ニュービルが計11得点にとどまるなど思うような試合運びをできず、74-86でタイムアップを迎えた。
ホームでライバルを退けたい京都は、前節からディフェンスの修正力が問われる。FE名古屋戦ではリバウンドで上回ったものの、相手に22本中15本の3ポイントシュートを決められたことが響いた。そのため、マシュー・ライトや久保田義章などのガード陣は、40分間を通じてより強度の高い守備を求められる。
反対に、大阪としては高いオフェンス力を発揮して京都との差を広げたい。そのためにはニュービルが20得点以上の活躍を見せるほか、橋本拓哉の得点力も必要不可欠。ベンチスタートが濃厚な橋本には、積極果敢なアタックでチームに流れを引き寄せるプレーに期待だ。
文=小沼克年
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