琉球vsFE名古屋 | 前回2連勝の琉球はインサイドを強調したい…FE名古屋はクーリー対策がカギ
Bリーグ 2022-23 B1リーグ戦 第18節
琉球ゴールデンキングス vs ファイティングイーグルス名古屋
琉球ゴーデンキングスは前節、島根スサノオマジックに80-81で惜敗。アレン・ダーラムが21得点12リバウンド、ジャック・クーリーが17得点15リバウンドとインサイドを制圧し、牧隼利やコー・フリッピンなど控え選手が序盤の劣勢を立て直したが、あと一歩及ばず。前後半の入りで、ミスが目立った試合運びが悔やまれる。
一方、ファイティングイーグルス名古屋は前節、京都ハンナリーズに94-¬87で勝ち切り、5連勝を達成した。石川海斗、ジョナサン・ウィリアムズなど主力選手を欠いたが、アンドリュー・ランダルが25得点、ジェレミー・ジョーンズが23得点を記録し、控え選手も奮起。笹山貴哉が3戦連続となる2ケタ得点を挙げ、林瑛司の好守も光った。
そんな両チームは第9節で対戦し、琉球が2連勝。相手の堅守に苦しんだが、ゴール下の攻防で優位に立った。今シーズン3度目の対戦でも、その強みを強調したい。特に前節、終了間際に同点へ追いつくフリースローを失投したクーリーは、悔しさを晴らす意味でも、より一層奮起するはず。アジア人特別枠の202センチのフォワード、カール・タマヨの出場も注目される。
対するFE名古屋は前回対戦で敗れたが、GAME1は終盤まで互角に戦い、GAME2はウィリアムズが欠場したなかで前半を6点差と粘った。それだけに、今節こそは堅守でつかんだ流れを40分間手放したくない。攻撃ではクーリーを外に引っ張り出し、ランダルなど外国籍選手がアタックできる展開が増えると、リバウンド争いでも対抗できそうだ。
文=大橋裕之
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