群馬vsA東京 | CSに向けてギアを上げたい群馬、A東京のオフェンスリバウンドに要注意
Bリーグ 2022-23 B1リーグ戦 第18節
群馬クレインサンダーズ vs アルバルク東京
未消化の試合がありながらオールスターまでに16勝を挙げ、東地区3位につけている群馬クレインサンダーズ。ただし、現時点ではリーグ全体の9位でチャンピオンシップ圏外。東地区2位のアルバルク東京とは6ゲーム差がつき、ここからはギアを上げる必要がある。リーグ戦再開の初戦の相手は、そのA東京だ。
前節の茨城ロボッツ戦は前々節を欠場したケーレブ・ターズースキーが戦列に戻ったものの、マイケル・パーカーは引き続き欠場。その影響からか得点が伸びず、後半の20分間で48失点とディフェンスも崩れて敗れた。同6位の茨城に1勝2敗と先行されているのは痛い。
A東京は前々節の川崎ブレイブサンダース戦に続くホームゲームを戦い、レバンガ北海道を下して3連勝を飾った。A東京としては珍しい点の取り合いになったが、安藤周人が3ポイントシュート9本を含む31得点と爆発し、小酒部泰暉も17得点。ザック・バランスキーも今シーズン4度目の2ケタ得点をマークするなど、オフェンス面は上々の成果を見せた。
今シーズンは第3節で対戦し、第1戦はA東京が10点差で制したが、第2戦は群馬が2点差で逆転勝利を収めた。その試合で2ケタ得点が6人とバランスよく攻めることができた群馬としては、今節もそれを再現したい。もう1つのポイントは、現時点でリーグ3位のA東京のオフェンスリバウンド。パーカー出場の可否にかかわらず、ディフェンスリバウンドに意識を傾けたい。
文=吉川哲彦
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