三遠vs新潟 | 新年最初のホームで連敗を止めたい三遠、細川一輝の得点力は勝利に不可欠
Bリーグ 2022-23 B1リーグ戦 第17節
三遠ネオフェニックス vs 新潟アルビレックスBB
年をまたいで開催された前々節に続き、三遠ネオフェニックスは前節もアウェー戦。西地区首位に立つ広島ドラゴンフライズに挑んだが、金丸晃輔に加えてアイゼイア・ヒックスを欠いたこともあり、あえなく連敗という結果に終わった。代わってスターターを務めたダニエル・ギデンズはGAME1で6ブロック、GAME2で11リバウンドと役割を果たし、その他の主力も2試合を通じて安定した活躍を見せたものの、追う展開を強いられる時間帯が長く、主導権を握りきれなかった印象だ。
新潟アルビレックスBBも新年最初の節はアウェーで迎え、信州ブレイブウォリアーズと対戦。2戦とも第4クォーターに失点がかさみ、GAME1は敗れたが、立ち上がりから勢いに乗ったGAME2は、第3クォーターまでの大量リードが効いて9試合ぶりの白星を飾った。戦列に戻った杉本天昇が2戦とも2ケタ得点を挙げ、澁田怜音もGAME1で今シーズン6度目の2ケタとなる14得点、GAME2で今シーズン2番目に多い6アアシストをマークした。ただ、GAME2でケヴェ・アルマが退場し、今節は出場停止となる見込みだ。
勝率5割に復帰してから4連敗となった三遠は、中地区4位のサンロッカーズ渋谷とのゲーム差が1つ開いたが、そのSR渋谷戦が次々節に控え、新年初ホームとなる今節と次節の富山グラウジーズ戦は確実に取っておきたいところ。12月以降の得点ラッシュで1試合平均得点が2ケタに迫っている細川一輝の活躍は不可欠だ。
文=吉川哲彦
関連リンク