大阪vs広島 | 今季3度目の対戦…勝率5割復帰の大阪が好調広島に挑む
Bリーグ 2022-23 B1リーグ戦 第17節
名古屋ダイヤモンドドルフィンズ vs 滋賀レイクス
大阪エヴェッサが5連勝で、14勝14敗の勝率5割へ復帰した。前節、レバンガ北海道では、GAME1に91-83で勝利すると、GAME2は110-108の大接戦を制した。ディージェイ・ニュービルが今シーズン最多となる35得点をたたき出し、橋本拓哉が第4クォーターの土壇場で3ポイントシュート成功による“4点プレー”を決めて同点。延長戦では竹内譲次の好守も光った。
ただ、第4クォーターでの失点が目立った。西地区首位の広島ドラゴンフライズ戦では、終盤にニュービルや木下誠のスティールや得点で競り勝った第9節GAME2のような勝負所の堅守が必要になる。特に、ドウェイン・エバンスの活躍を、チーム一丸となって阻止できれば、6連勝を近づきそうだ。
対する、広島は今シーズン最長の7連勝と好調だ。前節、三遠ネオフェニックスとのGAME1では21得点のケリー・ブラックシアー・ジュニアを筆頭に10人が得点に絡む活躍で93-81と勝利を収め、GAME2も84-74で勝ち切った。第4クォーターに点差を詰められる展開だったが、26得点のエバンスがチームをけん引。相手の反撃ムードを断ち切った。
アウェーに乗り込む大阪戦では、相手の堅守もさることながら、直近3試合で平均29本を記録するアシストにも警戒したい。寺嶋良をはじめ、強いディフェンスでパス回しを寸断し、前節目立ったオフェンスリバウンドへの飛び込みをエバンスやブラックシアー・ジュニアがしっかりと跳ね返せるか。いい防御から1試合平均85得点の攻撃に持ち込めば、連勝更新も見えてきそうだ。
文=大橋裕之
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