琉球vs島根 | 今季3度目の西地区上位決戦…クーリーとケイのマッチアップに注目
Bリーグ 2022-23 B1リーグ戦 第17節
琉球ゴールデンキングス vs 島根スサノオマジック
西地区3位の琉球ゴールデンキングスは前節、横浜ビーコルセアーズと1勝1敗の痛み分け。GAME1では51点を抑え込まれたが、GAME2は76-70で連敗を回避した。前半こそ10点差をつけられたが、ディフェンスで挽回し、第4クォーターには連続ストップからの攻撃で一気に逆転。GAME1で振るわなかった岸本隆一は3ポイントシュート4本を含む18得点、クーリーも17点14リバウンドと奮起した。
一方、同2位の島根スサノオマジックは前節、茨城ロボッツに苦しみながら2連勝。GAME1を今シーズン最多得点となる103-84で勝利すると、GAME2は我慢の末に82-78で勝ち切った。第4クォーターに一時試合をひっくり返されたものの、26得点のペリン・ビュフォードをはじめ、チームで17本中12本のフリースローを沈め、残り2分からわずか2失点の堅守で再逆転。連勝を「8」に伸ばした。
そんな両チームは第7節に対戦し、2試合ともに第4クォーターが勝負のカギを握った。GAME1では琉球が25-15の反撃で延長戦に持ち込み、96-86で先勝。GAME2では島根が29-14の猛攻を見せ、80-68で勝利を収めた。今節も、ラスト10分の攻防まで息つく暇がなさそうだ。
そして注目のマッチアップはインサイドの2人だろう。琉球のクーリーは前回対戦で2試合合計53得点31リバウンドの大暴れ。GAME2では4つのスティールも光った。対するニック・ケイは前節の茨城戦で2試合合計59得点26リバウンドの大活躍。リード・トラビスが戦線離脱し、エペ・ウドゥが欠場するなか、奮闘が続く。ゴール下の攻防は、試合の流れを左右するバロメーターになるだろう。
文=大橋裕之
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