大阪vs北海道|大阪は今季初の4連勝を狙う、北海道は松下裕汰のニュービル封じに期待
Bリーグ 2022-23 B1リーグ戦 第16節
大阪エヴェッサ vs レバンガ北海道
大阪エヴェッサは前節、新潟アルビレックスBBを破り、連勝を「3」に伸ばした。GAME1では前半リードを許したが、合田怜などが起点となって、後半だけで10個のターンオーバーを誘い、81-77の逆転勝ち。GAME2も第1クォーターの7点ビハインドをディフェンスで挽回。攻撃ではチームで31本のアシストを記録し、13本の3ポイントシュートを決めて86-75で勝利を呼び込んだ。
ただ、GAME2ではセカンドチャンスポイントで19失点。今節のレバンガ北海道戦ではブロック・モータムやショーン・ロングにオフェンスリバウンドを許さないよう、リバウンドを徹底できるか。ショーン・オマラがボールを回収して、前節2戦合計54得点のディージェイ・ニュービルを中心に今シーズン初の4連勝を引き寄せたい。
一方、北海道は前節、ファイティングイーグルス名古屋に2連敗。GAME1は70-74、GAME2は83-85といずれも競り負けた。アレックス・マーフィーや松下裕汰が得点源のアンドリュー・ランダルに粘り強く対応し、GAME2では後半38失点に封じるディフェンスを見せたが、両日ともに第1クォーターで2ケタのリードを奪われ、出鼻をくじかれた。
今節の大阪もFE名古屋同様にディフェンス力が高く、1試合平均スティール数はリーグ4位と出足も鋭い。勝利した前々節の仙台89ERS戦のように、ミスを最小限にして、ディフェンスから我慢強く戦う試合運びが求められる。ニュービル封じには、マッチアップが予想されるマーフィーをはじめ、年男である松下の奮闘に期待。前節の悔し涙を糧に、チームの連敗ストップに貢献したい。
文=大橋裕之
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