群馬vs仙台|B1では初対戦…過密日程の群馬は若手がチームを活性化させたい
Bリーグ 2022-23 B1リーグ戦 第16節
群馬クレインサンダーズvs仙台89ERS
1月4日に行われた天皇杯クォーターファイナルから中2日の群馬クレインサンダーズは、レギュラーシーズンで仙台89ERSとB1で初対決する。最大20点リードから試合をひっくり返された天皇杯の敗戦から気持ちを切り替え、ホームのファンへ勝利を届けられるか。
第15節の群馬は、敵地で横浜ビー・コルセアーズと1勝1敗で終了。初戦は第2クォーターで11-29と離されると、試合をとおしてターンオーバーから30失点を喫してしまい82-92で敗れた。しかし、GAME2では失点を「75」に留めて6点差勝利。トレイ・ジョーンズが23得点10リバウンド9アシストの活躍でけん引した。
一方の仙台は4連敗中。前節の広島ドラゴンフライズ戦ではGAME1を66-92で落とすと、続くGAME2は最終スコア72-84でアウェー2連敗を喫した。渡辺翔太とラショーン・トーマスをケガで欠く状況ではあるが、2日間で176失点を数えたチームディフェンスは改善しなければならない。群馬から白星を奪うには、小寺ハミルトンゲイリーや寒竹隼人がインサイドでどれだけ体を張れるかもポイントになるだろう。
仙台よりも過密スケジュールを強いられる群馬は、ベンチメンバーの活躍が必要不可欠となる。なかでも星野曹樹、八村阿蓮、菅原暉の若手には攻守においてアグレッシブな姿勢を貫き、天皇杯の敗戦を払拭するプレーでチームを勝利へ導いてほしい。
文=小沼克年
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