FE名古屋vs富山|ともに2023年の初陣…FE名古屋は葛原大智が古巣相手に存在感を示したい
Bリーグ 2022-23 B1リーグ戦 第16節
ファイティングイーグルス名古屋vs富山グラウジーズ
第16節で対戦するファイティングイーグルス名古屋と富山グラウジーズは、両チームともに2023年の初陣。さらにはBリーグ7年目でレギュラーシーズン初顔合わせとなる。
前節、レバンガ北海道と激突したFE名古屋は、アウェーでの2連勝で2022年を締めた。2戦ともに第1クォーターから2ケタのリードを奪うと、GAME1は70-74、GAME2は85-83で逃げ切り勝利。競り合いを制したことは収穫と言えるが、試合序盤のリードをうまく活かせず、やや課題が残る2試合となった。
一方の富山は、前節を連敗で終えた。島根スサノオマジックのホームに乗り込んだ初戦は、計18個を数えたターンオーバーからの失点が響いて最終スコア69-83。ジョシュア・スミスも8得点4リバウンドに抑え込まれた。続く第2戦は29得点11リバウンドを挙げたブライス・ジョンソンを軸にインサイドで主導権を握ったものの、島根の3ポイントシュートに苦しみ6点及ばなかった。
今回の舞台は名古屋市枇杷島スポーツセンター。FE名古屋がホームで白星を飾るには、富山の核となるスミスとジョンソンを抑えなければならない。エヴァンスルークとジョナサン・ウィリアムズには、ファウルトラブルに陥ることなく、よりハードな守備が求められる。また、プロキャリアを富山でスタートさせた葛原大智にとっては古巣戦。今シーズンはプレータイム獲得に苦しんでいるが、コートに立った際はチームを勢いづかせるハッスルプレーに期待だ。
文=小沼克年
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