信州 vs 新潟｜勝率5割復帰の信州…アキノの活躍で“貯金”を作ることができるか
Bリーグ 2022-23 B1リーグ戦 第16節
信州ブレイブウォリアーズvs新潟アルビレックスBB
年末年始を挟んで開催されたホームゲームで、信州ブレイブウォリアーズが宇都宮ブレックス戦に連勝。2戦とも相手を60点台に抑える好ディフェンスを披露し、攻めては岡田侑大とジョシュ・ホーキンソン、ウィリアム・モズリーが得点を重ね、特に第1戦は第2クォーター以降に得点が安定して22点差をつける会心の内容だった。勝率を5割に戻すと同時に、三遠ネオフェニックスとサンロッカーズ渋谷がいずれも連敗したことで、中地区3位に浮上。今節も連勝すれば、今シーズン初めて2つ以上の“貯金”を作ることになる。
リーグ全体の最下位に沈む新潟アルビレックスBBは前節の大阪エヴェッサ戦も勝てず、連敗は7に伸びた。2戦とも終盤まで競った展開となったが、我慢が40分続かず、最後は息切れ。第4クォーター残り8分20秒の時点で8点リードを奪っていた第1戦は大事な場面でのターンオーバーが響き、立ち上がりに遠藤善と木村圭吾が躍動した第2戦も勢いが続かなかった。今節からの中地区6連戦で連敗に終止符を打ち、きっかけをつかみたい。
ベンチ入りが9人という状況が5試合続いている信州は、前節第2戦で出場時間が30分を超える選手が4人を数え、個々の疲労が気になるところ。アンソニー・マクヘンリーを欠く中、マシュー・アキノがホーキンソンとモズリーの負担を減らすことが大事だ。得意の3ポイントシュートに加え、そのサイズでディフェンスやリバウンドでの貢献も期待したい。
文＝吉川哲彦
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