川崎vs京都|川崎は難敵から2勝を奪えるか、京都は水野と小澤に注目
Bリーグ 2022-23 B1リーグ戦 第15節
川崎ブレイブサンダースvs京都ハンナリーズ
川崎ブレイブサンダースが年内最後のホーム2連戦に迎え撃つのは、京都ハンナリーズ。両チームは昨シーズンの対戦がなく、2シーズンぶりの顔合わせとなる。
現在の勝率では川崎ブレイブサンダースが大きく上回っているが、2020-21シーズンの対戦では京都ハンナリーズが2戦2勝。どちらも川崎市とどろきアリーナで挙げた勝利であり、川崎としては2連勝で2020年を締めくくりたいところだ。
現在の順位が物語るように、川崎は豊富な戦力に加え平均得点とリバウンド数などで京都を上回る。今節を戦ううえでまず警戒しなければならないのは、得点源のジェロード・ユトフだろう。柔軟な動きができる同選手に対し、川崎はどの選手をマークマンに当たるのかにも注目したい。
チームとしては、確実にリバウンド争いを制して難敵から勝利をつかみたい。ニック・ファジーカスとジョーダン・ヒースはもちろんのこと、日本人ビッグマンの鎌田裕也もインサイドで力を発揮できるか。
敵地に乗り込む京都は、相手のハードディフェンスに臆することなく、40分間積極性を貫いて勝機を見出したい。インサイドでの攻防に加え、久保田義章が川崎のディフェンスを攻略し、藤井祐眞とも互角以上に渡り合えるかがポイントになるだろう。その久保田をサポートしなければならないのは水野幹太、小澤智将の両ガードだ。かつて川崎でプレーした経験を持つ2人には、古巣をおびやかす活躍でチームを勝利へ導いてほしい。
文=小沼克年
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