横浜BC vs群馬|天皇杯も含めた3連戦、横浜BCは赤穂とオリバーの働きに期待
Bリーグ 2022-23 B1リーグ戦 第15節
横浜ビー・コルセアーズvs群馬クレインサンダーズ
12月は天皇杯を含め13試合というタフなスケジュールとなった横浜ビー・コルセアーズ。前々節の大阪エヴェッサ戦で連勝を収め、この時点で早くもリーグ戦の月間勝ち越しを決めた。
前節のサンロッカーズ渋谷戦を終えた段階ではまだ川崎ブレイブサンダースに次ぐ中地区2位だが、今節の結果次第ではBリーグ以降初の地区首位に立つ可能性がある。そのチャンスをつかむために、今節は連勝しておきたいところだ。
群馬クレインサンダーズは前々節の時点で3勝4敗と、12月は試合中止が発生したことも含めて非常に難しい時期となった。11月までは10勝4敗と快調に白星を重ねていただけに、このペースダウンには歯止めをかけたいところ。勢いのある横浜BCに土をつけることができれば、再び上昇気流に乗ることもできるだろう。得点源であるトレイ・ジョーンズのコンディションが最大のカギだ。
両チームは今節の直後に天皇杯クォーターファイナルで再び顔を合わせることになる。一発勝負の天皇杯で勝ち上がるためにも、今節が大きな意味を持つことは間違いない。12月にも三遠ネオフェニックスとの3連戦を経験し、3連勝している横浜BCはホームで白星を重ねてアウェーでの天皇杯を意気揚々と迎えたい。スターターとなってからは得点面でも貢献が光る赤穂雷太と、オールラウンダーぶりに磨きがかかっているデビン・オリバーがキーマンだ。
文=吉川哲彦
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