茨城vs滋賀|地区下位に沈む両軍の顔合わせ、激しい点の取り合いを予想
Bリーグ 2022-23 B1リーグ戦 第15節
茨城ロボッツvs滋賀レイクス
12月は群馬クレインサンダーズと宇都宮ブレックスから白星を挙げ、琉球ゴールデンキングスや千葉ジェッツと熱戦を演じてきた茨城ロボッツ。勝った2試合はいずれもホームで挙げたもので、前節の秋田ノーザンハピネッツ戦を経てホームに戻ってきた茨城としては、今節もブースターに白星を届け、良い形で新年を迎えたいところだ。
滋賀レイクスは前々節のアルバルク東京戦も連敗を喫し、この時点で連敗は「6」に伸びた。2戦とも立ち上がりでビハインドを背負い、常に追いかける展開となってしまったが、その中でジョーダン・ハミルトンはGAME1で33得点、GAME2で34得点と本領を発揮。ハミルトンのエンジンがかかってきたことは、滋賀にとってはこの上なく大きなプラス材料だ。
東地区と西地区で下位に沈む両チームが激突するこの顔合わせは、双方のバスケットスタイルやスタッツに表れる特徴を考えると、激しい点の取り合いが予想される。徐々に失点を減らしてきているものの、前々節GAME2で105失点を喫してしまった滋賀としては、トランジションオフェンスを志向する茨城を止めることが大前提となる。
一方の茨城は、滋賀のファウルの多さを利用し、成功率でリーグ上位につけるフリースローの機会を増やすことが勝利への近道だ。
文=吉川哲彦
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