北海道vs FE名古屋|他地区とのアウェー戦に強いFE名古屋、古巣凱旋の葛原に注目
Bリーグ 2022-23 B1リーグ戦 第15節
レバンガ北海道 vsファイティングイーグルス名古屋
12月に入り、12試合をこなすというハードスケジュールも今節で終わりを迎えるレバンガ北海道。思うように星は伸びていないものの、西地区のチームとは前々節までに3節・6試合を戦って2勝を挙げた。
アウェーで戦った前々節は、昨シーズン準優勝の琉球ゴールデンキングスの地力に屈して連敗したが、ホームでの2節は滋賀レイクスと広島ドラゴンフライズから1勝ずつもぎ取っている。そして、今節はホームでファイティングイーグルス名古屋と激突。昇格組に対して意地を見せることができるか。
そのFE名古屋も12月は12試合が組まれ、試合間隔の短いB1の厳しさを味わっているところだが、勝率は決して悪くない。同じ西地区内での顔合わせが多くを占めている中、第10節はサンロッカーズ渋谷に連勝し、第13節もシーホース三河と1勝1敗。他地区との対戦は開幕からここまで9勝3敗と大きく勝ち越しており、アウェーに限れば6戦全勝と昇格初年度らしからぬ好成績を収めている。今節もその連勝を伸ばすことができるか。
注目は昨シーズンまで2シーズンを北海道で過ごした葛原大智。ここまでの出場時間は1試合平均約6分と十分な出場機会を確保しているとは言い難いが、ディフェンスに重点を置いているFE名古屋には不可欠な選手。古巣への凱旋となる今節は、葛原も本来の力を存分に披露しようと意気込んでいるに違いない。
文=吉川哲彦
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