三河vs島根|昨季は島根が全勝…迎え撃つ三河は角野、西田の両翼に期待
Bリーグ 2022-23 B1リーグ戦 第14節
シーホース三河 vs島根スサノオマジック
現在中地区6位のシーホース三河が2022年最後のウィングアリーナ刈谷に迎えるのは、西地区4位の島根スサノオマジック。昨シーズンは島根が4戦全勝しただけに、三河としては進化が問われる一戦となるだろう。
前節、ファイティングイーグルス名古屋とのダービーマッチに臨んだ三河は1勝1敗で敵地での戦いを終えた。この連戦では得点源としてけん引し続けるダバンテ・ガードナーがGAME1で23得点、敗れたGAME2でも28得点を記録。また、12月4日以来のスターターに抜擢されたセドリック・シモンズが存在感を示し、GAME2では11得点12リバウンドをマークした。
島根スサノオマジックは前節、アウェーで信州ブレイブウォリアーズと対戦。両日ともに失点は「80」を超えたが、安藤誓哉とペリン・ビュフォードが高いオフェンス力を見せ、GAME1は93得点、GAME2では101得点を奪って信州の堅守を崩した。安藤に至ってはGAME2で32得点を叩きだしてキャリアハイを更新している。
島根にリバウンド力で劣る三河としては、攻撃力に優れる外国籍選手がより泥臭くプレーして流れを引き寄せたいところ。また、三河の両翼を担う角野亮伍と西田優大には、ともに2ケタ得点をマークする活躍で島根撃破の立役者になってほしい。
対する島根は前節からディフェンス面の修正が必要。前節対戦した信州のガード陣に苦戦したため、安藤や津山らもディフェンスの意識を高めたい。
文=小沼克年
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