群馬vs千葉J|失点が増加傾向の群馬…千葉Jの長距離砲をいかに防ぐか
Bリーグ 2022-23 B1リーグ戦 第14節
群馬クレインサンダーズ vs千葉ジェッツ
前々節サンロッカーズ渋谷戦が新型コロナウイルスの影響で中止となり、前節の三遠ネオフェニックス戦が10日ぶりの試合となった群馬クレインサンダーズ。トレイ・ジョーンズを欠いたが、GAME1は代わってスターターに名を連ねた山崎稜の16得点を挙げる活躍で接戦を制した。
だが、GAME2は立ち上がりから三遠の猛攻を浴び、ファウルを重ねて92失点で敗れた。コロナ禍の影響は感じさせなかったものの、12月に入って失点が増加傾向にあるディフェンス面の課題は、この第2戦でより鮮明になった印象だ。
千葉ジェッツは前節、川崎ブレイブサンダースとの地区首位どうしの激突となった。6点ビハインドで迎えた第4クォーターに32得点を挙げてGAME1を制すると、GAME2は第2クォーターを9得点に抑えこむ好ディフェンスを披露し、見事に連勝を飾った。
ホームでは7連勝となったうえ、1ゲーム差で追うアルバルク東京との差もキープ。プロ契約での加入が発表された小川麻斗は2試合ともに出場を果たし、不安材料は見受けられない。
地区2位のA東京に4ゲーム差をつけられている群馬としては、シーズン中盤に差しかかったこのタイミングでギアを上げたいところ。東地区どうしの対戦ではここまで3勝4敗と負け越しており、まずは地区内で優位に立たなければ今後の展開が難しくなる。千葉Jとの大きな差は3ポイントシュートの試投数。千葉Jの長距離砲をいかに防ぐかという点が勝敗を分けることになる。
文=吉川哲彦
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