信州vs島根|6連勝と絶好調の信州、島根撃破へはビュフォード対策が必須
Bリーグ 2022-23 B1リーグ戦 第13節
信州ブレイブウォリアーズ vs島根スサノオマジック
信州ブレイブウォリアーズが6連勝と調子を上げてきた。前節の滋賀レイクス戦はGAME1で19個のターンオーバーを誘って65失点、GAME2は15ターンオーバーで69失点と持ち前のディフェンス力が光った。
前々節に復帰したばかりの熊谷航がGAME1で10得点、12月に入って得点を伸ばしている栗原ルイスがGAME2で今シーズン5度目の2ケタとなる11得点。岡田侑大以外の日本人選手の貢献度が高まっている。
対する島根スサノオマジックは、12月に入って上位チームとの対戦が続いていることもあり、勝率を伸ばしきれていない。このところGAME1を落とし、GAME2を取り返すケースが多く、前節の名古屋ダイヤモンドドルフィンズ戦もGAME1に敗れ、GAME2を延長の末に制している。
GAME2ではペリン・ビュフォードがトリプルダブル、ニック・ケイが25得点で勝利に貢献しているが、この2人はそろって45分フル出場、ケイに至ってはGAME1も40分フル出場とプレータイムの偏りはさらに顕著になっている。
勝率は異なるものの信州は中地区で、島根は西地区でいずれも4位につけている。混戦模様の順位争いにおいて、今後上位戦が続く信州にとっては特に今節がターニングポイントになる可能性もある。勝利のカギはやはりディフェンス。オフェンスの起点となるビュフォードに対し、チームとして組織的な守り方ができるか。
文=吉川哲彦
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