三遠vs群馬|連敗脱出の三遠、分の悪いホームでブースターに白星を届けたい
Bリーグ 2022-23 B1リーグ戦 第13節
三遠ネオフェニックス vs群馬クレインサンダーズ
三遠ネオフェニックスが連敗にようやく終止符を打った。前節の京都ハンナリーズ戦、GAME1は第1クォーターこそ得点が伸びなかったが、その後はバランス良く安定的に加点。6人が2ケタ得点を挙げた中でも、ダニエル・ギデンズと佐々木隆成の勝負強さが光って接戦を制した。
アップダウンの激しい展開となったGAME2も、第4クォーターのギデンズの活躍が勝利を呼び込んだ。また、金丸晃輔が10試合ぶりに復帰し、2戦とも2ケタ得点。連敗を「8」で止めただけでなく、今後に向けた明るい材料も随所にみられた。
対する群馬クレインサンダーズは選手5名が新型コロナウイルス陽性判定を受けたため、前節のサンロッカーズ渋谷戦は中止。前々節から10日が経つ今節は、試合が開催できたとしてもコンディション面では大きな不利を背負うことになるだろう。さらには、今節から8日間で5試合というハードスケジュールも懸念されるところ。移動の負担も多く、コンディションに関しては綿密なケアが必要な状況だ。
開幕から快調に白星を重ねながら、その後負けが込んでしまった三遠としては、前節の連勝を良いきっかけにしたい。そのためには、3勝7敗と大きく負け越しているホームでブースターに白星を届ける必要がある。オールラウンドな働きを見せるサーディ・ラベナや、最も在籍歴の長い太田敦也のハッスルプレーに期待したい。
文=吉川哲彦
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