滋賀vs信州|滋賀はホーム5連戦の最終戦、ガード陣がケガ人の穴を埋められるか
Bリーグ 2022-23 B1リーグ戦 第12節
滋賀レイクス vs 信州ブレイブウォリアーズ
杮落としとなった前々節に続き、滋賀レイクスは前節も滋賀ダイハツアリーナでのホームゲーム。前半終了時点でリードを奪うも、第3クォーターに8得点、第4クォーターに11得点とオフェンスが停滞し、ファイティングイーグルス名古屋に敗れた。
一昨シーズン以来の復帰が発表されたジョーダン・ハミルトンはいきなりスターターで起用されたが、25分47秒の出場で10得点に留まった。ここから調子を上げていく必要がある。
対するは信州ブレイブウォリアーズ。三遠ネオフェニックスとの前節は40分間を通じてオフェンスが安定し、今シーズン最多タイの90得点で白星を手に入れた。第4クォーター中盤で15点まで開いた点差を一時5点まで縮められたことは反省材料だが、ウィリアム・モズリーが6試合目にして初の2ケタ得点を挙げ、このところアシスト数が急増している前田怜緒が自己最多の12アシストをマークするなど、好材料も多々見られた。
滋賀はホーム5連戦の最終戦となるが、杮落としで勝利した後は連敗している。テーブス海とキーファー・ラベナの離脱は痛いが、ここで奮起を期待したいのがガードの柏倉哲平。安定した活躍を見せている司令塔が、ハミルトンの持ち味をどう生かすか。その柏倉に代わって前節スターターを務めた野本大智も要注目だ。
文=吉川哲彦
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