大阪vsFE名古屋|大阪はベンチメンバーの活躍、FE名古屋は立ち上がりの試合運びがカギ
Bリーグ 2022-23 B1リーグ戦 第12節
大阪エヴェッサ vs ファイティングイーグルス名古屋
大阪エヴェッサは前節、島根スサノオマジックに65-72で敗れて連勝が「3」で止まった。平均得点80点越えの相手を2ポイントシュート成功率37.2パーセントに封じるなどディフェンスで対抗し、オフェンスではディージェイ・ニュービルの19得点を筆頭に4選手が2ケタ得点を挙げたが、あと一歩及ばなかった。
大阪が今節ホームに迎えるのは、同地区上位に立つファイティングイーグルス名古屋。相手はB1昇格初年度ながら堅いディフェンスを武器に勝ち星をつみあげているため、オフェンスでどこまで対抗できるかがカギとなる。前節12得点の木下誠や橋本拓哉らベンチメンバーが得点を重ねることができれば、勝利へと近づくだろう。
対するFE名古屋は、前節の滋賀レイクス戦で68-59と勝利。前半だけで40点を奪われリードされたものの、後半は19失点に封じて逆転勝ちを収めた。後半に入ってディフェンスのギアを上げ、第3クォーターだけで6個のターンオーバーを誘発。持ち前の堅守で白星をつかみとった。
FE名古屋としては、今節もディフェンスからリズムをつかんで勝利したいところ。直近3戦は平均67.3失点とディフェンスが機能しているが、大阪はニュービルを筆頭に爆発力のある選手が多数いるため、前節前半のような試合運びでは大量失点を喫する可能性がある。そのため、立ち上がりから相手ガード陣に激しいプレッシャーをかけ、得点源へのパスをシャットアウトしたい。
文=大橋裕之
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