仙台vs横浜BC|4連敗中の仙台、横浜BCのファウルを誘う積極的なオフェンスが不可欠
Bリーグ 2022-23 B1リーグ戦 第12節
仙台89ERS vs 横浜ビー・コルセアーズ
仙台89ERSは前節、同地区の強豪・千葉ジェッツとホームで対決。第1クォーターは13失点とディフェンスが機能したが、その後はファウルがかさみ、オフェンスリバウンドも大量に奪われ62-78で敗れた。ホームでは現在2勝7敗と分が悪く、今節こそブースターに勝利を届けたい。
4連勝で中地区2位に浮上した横浜ビー・コルセアーズは、前節シーホース三河と対戦。河村勇輝や森川正明らがベンチから外れたほか、試合中での負傷の影響で限られた人数での戦いを強いられ、65-69と4点及ばなかった。だが、デビン・オリバーが18得点11リバウンド6アシストとフル回転し、23秒しかベンチに下がらなかった森井健太は10得点9リバウンド8アシストをマーク。中2日で迎える今節も、個々が持つ力を惜しみなく発揮する必要がある。
仙台は11月以降失点が増えていたが、直近の4試合は平均77.5失点と回復傾向にある。やはり課題は、4試合で平均69得点のオフェンスだ。なかでも気になるのはフリースロー試投数の少なさ。リーグで2番目に少ない数字はこの4試合でさらに減っているため、積極的にアタックして横浜BCのファウルトラブルを誘いたい。
文=吉川哲彦
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