三河vs琉球|今季初の3連勝を狙う三河、リバウンド争いでどこまで張り合えるか
Bリーグ 2022-23 B1リーグ戦 第12節
シーホース三河 vs 琉球ゴールデンキングス
シーホース三河は前節、苦しみながらもホームで白星を手にした。迎え撃った横浜ビー・コルセアーズのロスターは8名。実際コートに立ったのは7名と手数で上回る状況だったが、第3クォーターを終えて49-48と拮抗した展開に。それでも、勝負どころで長野誠史と柏木真介が貴重な3ポイントシュートを沈め、試合を通して26得点を挙げたダバンテ・ガードナーの活躍などで勝利した。
今節もウィングアリーナ刈谷で戦う三河は、GAME1で勝てば今シーズン初の3連勝を達成する。対峙するのは琉球ゴールデンキングス。現在の西地区首位で、6連勝中と好調をキープする相手だ。琉球は前節、京都ハンナリーズをホームに迎え81-65で勝利。シュート確率こそ振るわなかったがフリースローで21得点を稼ぎ、2試合連続で失点を65点以下に抑えた。
三河が琉球から白星をつかむために、最も重要となるのがリバウンドだ。現在リーグ1位の平均43.2リバウンドを誇る琉球に対し、三河は同35.7本と大きな差が生じている。ただ、チームには2メートルを超える選手が5人そろっていることも事実。琉球に勝る高さを存分に生かし、ゴール下の主導権争いで互角以上に張り合えるか。インサイド陣の奮闘が問われる。
リバウンド争いに自信を持つ琉球としては、三河のシューター陣を勢いに乗らせないことが重要。西田優大と角野亮伍、さらには3ポイントシュートも難なく決めるガードナーにはより警戒を強め、今節も高いディフェンス力を発揮したい。
文=小沼克年
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