千葉Jvs茨城|東地区首位の千葉Jに挑む茨城…勝敗の分かれ目はディフェンスリバウンド
Bリーグ 2022-23 B1リーグ戦 第12節
千葉ジェッツ vs 茨城ロボッツ
千葉ジェッツは前々節で連勝が7で止まったものの、前節仙台89ERSに勝利した。第1クォーターは得点が伸びなかったが、第2クォーターはクリストファー・スミスを中心に得点を重ね、後半は危なげない試合運びだった。前々節にキャリアハイの22得点を挙げた原修太は、前節も10得点。直近の11試合中9試合で2ケタと絶好調だ。
東地区首位の千葉Jに今節挑むのは、茨城ロボッツ。前節はアルバルク東京の安定した攻防を崩すことができず、21点差の完敗となった。ターンオーバーは7個と少なかったが、フィールドゴール成功率が40パーセントを切り、フリースロー試投数も9本止まり。福澤晃平が前々節第2戦に続いて2ケタ得点を挙げたことは良い兆しだが、その一方でトーマス・ケネディがこのところ精彩を欠いているのが気になる。外国籍選手の残り1枠がまだ埋まっていない茨城に今最も必要なのは、ケネディの活躍だ。
茨城は東地区最下位ながら勝率ではレバンガ北海道と並んでおり、1つ勝てば最下位を脱する可能性が出てくる。同地区上位との対戦が続く中で千葉Jを撃破すれば、勢いが生まれるに違いない。そのために必要なのはリバウンドの確保。オフェンスリバウンドがリーグ2位の千葉Jに対し、茨城はディフェンスリバウンドがリーグで2番目に少ない。相手にセカンドチャンスを与えないことが勝利への大前提となる。
文=吉川哲彦
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