琉球vs京都 | 西地区首位の琉球に挑む京都、好調の3ポイントシュートが火を噴くか
Bリーグ 2022-23 B1リーグ戦 第11節
琉球ゴールデンキングス vs 京都ハンナリーズ
前々節までの同地区対決8連戦を6勝2敗で乗りきり、西地区首位に立つ琉球ゴールデンキングス。前節は茨城ロボッツと対戦し、GAME1は第2クォーターの29失点で追う展開を強いられたが、第4クォーターにアレン・ダーラムとジャック・クーリーがペイントエリアを支配。残り7秒に追いつくと、延長はわずか1失点で逆転勝利した。GAME2は対照的に前半で45-21と大量リードを奪うと、その後もオフェンスの手を緩めず31点差をつけて完勝となった。
前々節に逃した勝率5割復帰を改めて目指した京都ハンナリーズは、アルバルク東京の地力の前に屈する格好となった。GAME1は合流初戦となったノヴァ―・ガドソンが13得点とまずまずの働きを見せたものの、シェイク・ディアロのファウルトラブルで薄くなったインサイドを突かれ、徐々に点差を離されていった。
ロースコアとなったGAME2は、ディフェンスが機能しながらもオフェンスリバウンドを22本も奪われてしまい、リードを守りきれずに4点差という痛恨の黒星。“借金”は今シーズン最多の「4」となった。
昨シーズンは琉球が全勝しているこのカード。京都としては、1試合平均で8.7本の差がついているリバウンドでハッスルできるかどうかがポイントの1つになるだろう。オフェンス面は3ポイントシュート成功率で大きく上回っているだけに、ジェロ―ド・ユトフだけでなく好調の久保田義章やマシュー・ライトが積極的に打っていきたい。
文=吉川哲彦
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