新潟vsSR渋谷 | 中地区首位争いを繰り広げるSR渋谷、古巣と対峙する渡辺がキーマン
Bリーグ 2022-23 B1リーグ戦 第11節
新潟アルビレックスBB vs サンロッカーズ渋谷
新潟アルビレックスBBは前々節に大型連敗を止めたのも束の間、前節の広島ドラゴンフライズ戦はGAME1で96-63、GAME2では108-68と大敗を喫した。GAME1は18個、GAME2は19個とターンオーバーを量産し、シュート成功率やアシスト数も思うように伸びなかった。
同じ中地区で首位に立っていたサンロッカーズ渋谷も、前節はファイティングイーグルス名古屋に連敗を喫した。GAME1は前半わずか21得点とオフェンスが沈黙し、第4クォーターの30失点が響いて67-74で敗戦。GAME2は試合中盤からリズムを狂わされ、得点が伸びず76-100で敗れた。川崎ブレイブサンダースと横浜ビー・コルセアーズが揃って連勝したことで、順位は3位に降下。“貯金”も2まで減り、危機感を募らせなければならない。
中地区首位争いが混戦の予感を漂わせる中、SR渋谷としては下位への取りこぼしは厳禁。第14節には横浜BCとの直接対決も控えているため、そこまで白星を重ねて勢いをつけておきたい。新潟で地区優勝を経験した渡辺竜之佑が、ゲームコントロールとオフェンスリバウンドで古巣を攻略することができるか。
文=吉川哲彦
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